城下町は色褪せない

さくら ゆい

高校の帰りで

今日は4月30日。今の時刻は1時半


今日は高校が早帰りだった。


私は高校の校門を出て、京成津田沼駅に向かう。


電車に揺られて、佐倉へ帰る。


そしてユーカリが丘駅で電車を降りた。



ユーカリが丘駅の駅前は都市開発が進められているため、都会に見える。


だけども田舎な所もある。


それでも私は佐倉市が大好きだ。


本当は高校とかは佐倉市の高校に行きたかったけど、

自分の夢にそれが合わなかった。


そんな私の夢は国語科の中学教員になることだ。


五教科の中で本当に国語が大好きで、国語が1番できると自負している。


だからこそ一生懸命勉強して、国語を教えられる程に成長したい。


そしてしばらく歩いていると、南公園の前に辿り着く。


まだ2時だからか、小さい子供も子供連れの母親の姿も見かけなかった。


「懐かしいな…」


懐しいと感じる思いと共に、小さい時の事がフラッシュバックされた。

思い出すのは好きじゃなかったけど…












  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る