第16篇Yestherdays Another Side

過去は果たして有益だったろうか


俺に何かを与えたんだろうか


たとえばあなたとはもうやり直せないけど


一つ一つの思い出は宝物になってる


でももう昨日の事になっちまった


過去は雄弁に俺に語りかけてくる


楽しい事は多かったんだろう


でも所詮昨日の事なんだよな


終わっちまったことだ


寂しくないかと言われれば嘘になる


でもそんな事いちいち男が顔に出せないでしょ


少なくとも俺はそう


部屋には俺一人しかいない


孤独に疲れたと誰か歌ってるけど


孤独に疲れるどころか孤独に浸りだしてるよ


あなたとの事はもう過去の事


そうすべて過去の事


過去なんてくそったれだ


あなたの事は宝石だけど


大概の過去はくそったれ


そうゆうこと


2013(H25)7/4(木)

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る