第14話 本を読んで参考にしてみた

 キャラクターからどのようにお話を作ったらいいかの本を三冊読んだ。

 ギャップというか欠点を作るのが良いらしい。

 やりたくなかったり認めたくない事をやらせる。

 そこに人間ドラマが生まれると書いてあった。


 三冊とも似たような事が書いてある。


 表計算のネタでこれをやるとしたら。

 主人公は物事は数値で表せると信じている。

 これが欠点。


 どういう事かというと例えば履歴書。

 三流大学出だから5ポイント加算で、一流大学だと20ポイント加算だとかを主人公は信じている。

 だが、実際は面接での印象なんかもプラスされる。

 これも主人公は数値化できると思っているが、それは不可能だ。

 面接官の相性や気分。

 質問の内容に運の要素も絡んで来る。


 会う人みな数値化して評価する。

 だが、脇役やヒロインは数値外の活躍を見せたりする。

 逆に出来ると思ってやらせたら出来なかったり。


 これを克服するという事は表計算のスキルに数値化できない物を設定するという事でどうだ。

 怒りをエネルギーにとかそういう展開をやる。

 ある時は悲しみをエネルギーにとかだ。


「怒り。それを数値化するってのか。今の俺の怒りは数値化出来ない」


 みたいな臭い台詞を言わせる。

 そして、数値を設定せずにスキルを使うと、無限大のパワーが生まれて窮地を脱する。

 面白いかはさておき書けるな。

 よし、書こう。

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