中学時代レギュラーになれずに、草サッカーチームに入るも追放されて異世界で無双します

@tomato197775

人生のロスタイム

第1話 追放の始まりと鉄骨のシャワー、人生からの追放

トラウマがよぎる。

また追放された。

サッカーのアプリゲームでもバカにされるのか。

僕はそりゃ中学生時代にサッカー部でレギュラー取れなかったし、ただの公立校に高校に進学して、サッカー同好会を作ってサッカーにまねごとをしていたけど、何かサッカーにくすぶったものがあって、超大人数参加型のサッカーゲームアプリで歩きスマホしながらゲームをしている。その中でもレギュラーを奪われ、チームを追放された事がトラウマを抉って、闇に落ちているいる。

一体なにが悪いのだ。

追放された。

スマホの画面を見ながら、とぼとぼ歩く。再開発地区についた所だ。

建設中のビルの側を通る。

スマホ画面の闇を見つめがらうつに入っている。

当然周りを見ているはずもない。

「逃げろー」

「早く」

「ピー」

けたたましい笛と警告音がする。

僕は上を見上げる。

僕に向かって鉄骨が振ってくるのだった。

瞬時に閃いた。

右側に切り返せば苦れる。

だけど深酒と喫煙を繰り返した26歳の不摂生を重ねた体が即座に動くわけも無い。

目の前に鉄骨を振って来た所で僕の意識は途切れるのだった。


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