応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 本来なら、ゾワゾワっとか、キャーっとか、普通のホラーになっても良さそうなラスト前。
    最後はしっかり「前向きなホラー」に持っていかれましたね。(笑)

    第一話の何なんだろう、この話は?から、大量に廃棄される予定のビデオテープの件を経て、敷かれたレールの台詞まで、徐々に「ははぁ、何となく分かってきたぞ…」が心地好く読み進められました。

    最後はしっかりと、本当に在るか無いかは分からない、ビデオ映画のパッケージと内容を妄想させられちゃいました。(笑)

    作者からの返信

    ninjjin様、こちらにも感想をありがとうございました。私はいつも自分の経験の中で心に妙に引っかかってる事の幾つかを合わせて物語を書いています。それが突拍子もない所を繋いでいく事もあり、それで、中には「読み始めて、この話はどこに向かおうとしているんだろう?」みたいなのもあるかと思います。^^;

    このお話の場合は、元同僚の思い出(その時の仕事が嫌で辞めてしまった人で、ただ普段の生活や子どもの頃の思い出話など語っていたのをよく憶えている)と昔から観たいと思っているのに、結局そのまま観ずに終わっている映画の思い出が元になっています。人も映画も機会を逃がすと二度と出会えないものなんですよね。

    ラストが前向きなのは、自分か大切にしたい思い出がその中にあるからかもしれません。

    ビデオパッケージは自分の中には出来上がっていました。昔の青春映画の感じ。想像にお任せしますね。😉

  • 全てが繋がった時、驚きと共に感動が押し寄せてきました。
    最終話から二話に戻って読み返すと、ミホの言葉が、別の意味を持って響いていきます。全て正直に話していた彼女の気持ちに、胸が痛くなりました。
    いつの日か、優希とミホが再会する日を願ってしまいます。

    最後に大変遅くなりましたが、自主企画への参加、ありがとうございました!

    作者からの返信

    応援コメント、そして素敵なレビューをありがとうございました。

    初めからミホの言葉には、期待通りに生きられない若さとか、散りゆくものの悲しさも交えていたので、振り返って読んでいただけてうれしいです。
    拙作をていねいに読んでもらえた事、うれしいです。詩的なタイトルも気に入っています。夢月さんの自首企画!に参加できて、本当にうれしかったです。これからもどうかよろしくお願い致します。

  • ビデオソフトの付喪神でしたか。
    不思議なお話でした。

    作者からの返信

    新巻へもん様、コメントありがとうございます!付喪神って言葉を初めて知りました。この言葉を知り、何かすごい得した気分と言いますか。興味深いです。私自身、不思議な発想する方かと思っていましたが、古来からそんな発想があったんですね。

  • ミホの正体を色々考えながら読んでいましたが……これは意外でした。
    ちょっと不思議なお話、好きです。いいお話でした。

    作者からの返信

    応援コメント、ありがとうございます! そうですね。ちょっとトンデモ設定かもしれませんね(汗)。 でもモノにも魂ってこもるのでは……と昔からよく思ってたんですよ。

    日常生活あるあるで、新しい物を買おうとか話したら突然、前のが壊れたり、突然なくなったりってあるし。

    不思議な話好きと言ってもらえて、とてもうれしかったです。(^_^)/


  • 編集済

    秋色様

     不思議だけれども、温かな読後感のお話でした。
     題名の『はじめましての距離』と言う意味、なるほど〜と。
     この人誰だったっけ? と思いながら話す時、緊張しますよね。でも、ミホさんと優希さんは、だんだん打ち解けて、誰? を意識しなくなる。とても自然に二人の距離感が近くなって素敵でした。
     一時の出会いがその後の人生を変える事がありますよね。これもまた運命の出会いですね。

    作者からの返信

    凉月様、応援コメントをありがとうございます!そう、距離感って不思議ですね。今回のストーリーや自主企画を通じて距離感について色々考えてしまいました。
    近くにいても意思疎通の難しい相手もいれば、たった一日の付き合いでも、本当にその後を変えるって事、ありますもんね。たった一日だけだからこそなのか……。

    今は全ての人と実質の距離感とらなくてはいけない世の中となってしまいましたが、色々な手段で心の距離感は程良く保ちたいです。

  • 暖かくて、美しい作品だと思います。
    二人はどこか似ているところがあって、だからこうして出会えたのかもしれませんね。
    読み終えて、何だか僕も海が見たくなりました。

    作者からの返信

    応援コメント、ありがとうございます! 「似ているところ」に気が付いて頂けたのはすごくうれしいです。

    ファンタジーですが、ミホには、自分自身の元同僚をイメージしています。コンビニバイトの経験等聞いた時、年上の人に気に入られるように振舞えない悲しさみたいのに、いたく共感した思い出があるんです。いや、悲しさというか、この話の中みたいにサバサバしたものでしたが。歩きカフェオレも、その同僚のエピソードでした。

    私も海を見るのが好きで、定期的に見たくなります。

  • おぉー、これは不思議で心温まるお話!
    二人の会話が軽妙でいいですね。はじめましてなのに、そんな感じがしない。でも少しだけ探り探りの距離感、絶妙です!
    あのビデオには何が映ってたのか、それが見れなかったというのもまたいい! 素晴らしいお話でした!

    作者からの返信

    応援コメント、お褒めの言葉をありがとうございます!

    実は久しぶりに街で声をかけてきた友達が誰だったか分からず話を合わせてた経験が自分自身にありまして……^_^;  結局、帰宅してメッセージアプリで確認は出来たのですが。

    あと、ビデオが結局どんな内容だったのか分からないというのは、テレビの深夜映画の放送を見るつもりで寝落ちしてしまった自分の経験が基になっています(汗)そういう時、最後に映るタイトルが悲しいです。でもそんな映画に限って、きっと観てたら感動してただろうなぁ、勿体なかったって思えてしまうんですよね。そういう思いが今回の不思議なお話の誕生につながりました。

  • 優希がたまたま持ってたビデオが、ミホの出演していたビデオだったとは。大量買いといえ、優希がこのビデオを買った時に彼女なりに気に留まったのでしょうね。
    ミホとの出会いが、優希の生き方や考え方を変えるきっかけになるかもしれませんね。

    作者からの返信

    応援コメント、ありがとうございます! 実はミホはビデオの精みたいな感じでした……。が、分かりにくかったですよね〜。決定打みたいなのが出てこないので。自分でも反省しながらこっそり加筆しようと目論んでいます。(*>_<*)ノ

    ミホはビデオの精のくせして、シナリオ通りに満足してなくて、シナリオにない感情や燻りがあって、それが優希の気持ちと重なり合うという感じで……。

    Youlifeさんの書いてくださったように、そんなミホと過ごした数時間が優希の生き方をちょっと考えるきっかけになる事は間違いないです☆彡