『カンキバンカ』:松永久秀

 梟雄 松永久秀を主人公とする漫画。原作は小説。

 作中、尼子や多治比元就(後の毛利元就)が登場する。三好長慶の父親も登場してる。三好長慶の父親は、半将軍 細川政元の養子が一名 阿波細川氏からとられたことから その後の歴史の表舞台に出てくることになる。

 細川政元は養子を3名とってるけど、養子の血縁と関東の情勢とを絡めるとよく分かるらしい。まぁ結局、構想が途中で頓挫したから揉めて、政元は暗殺されることになるんだけどね。細川政元は伊勢宗瑞(北条早雲)とも繋がっている。


 前作の『アクマゲーム』の斉藤初とか好きだった。アクマゲームは織田や上杉、毛利・島津といった戦国武将の名前がたくさん使われていて、歴史物を書きたかったんだろうなという気はする。

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