二人の棲む家
https://kakuyomu.jp/works/16816452219594312528/episodes/16817139554517834411
↑と同一人物達。読まなくて平気。
同棲を始めた時、もちろん色々入り用になったわけだけれど、その中に表札もあった。
「私達まだ籍入れてないから名字両方いれる?」
「片方だけでいいんじゃない? 通販もどっちかの名前で統一した方が」
お嫁に来てもらうかお婿に行くかはまだわからないけれど。アルファベットシールを片手に、とりあえず僕の名字でいいか、と二人で納得し、下の名前を入れていく。
KANOYA
SHIRO
KANO
「えへへ、同棲が始まった感じするねぇ」
「でも防犯の観点から何人で住んでるかわかる情報は入れない方がいいかもなぁ」
「夢がない!」
結局名字だけの表札を作って、僕ら二人の名前が入ったやつは何となく棚の上に飾ってある。
Twitter300字企画第六十四回お題より……「書く」(本文288字)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます