　第9回はこれ。

『揺り籠から墓場まで』

　お題が『ソロ○○』

　ソロ。

　最初は『孤高のソロ歌手が自分の半生がどうだったか』と、問いかけながら死んでいく話でした。

　でも、それよりも内気な人の人生を振りかえって、後悔することにしました。

　支配人はようは死神です。

　でも、生まれ変わったらという割には、放り出しています。

　なんだか自分も……

　ところで、映画館までの道のりがフラフラしているのは、お線香の煙の筋を頼って歩いていたから。

　最後のところまで、手を合わせてくれる人のいない人生には、ならないように……

　題のネタは分かる人には分かります(相変わらず)。

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