第4話 有名地震学者の子孫による説得


2011年1月14日 盛岡市内中心部


寺田辰巳(てらだたつみ)の【 東日本沿岸で起こりえる地殻変動の推移観察 】は、数人の研究者と共同で始めたもので、

岩手県沖、宮城県沖、福島県沖のそれぞれに研究班が存在し、寺田は岩手県沖を担当していた。

一番顕著に違いを見せていたのは宮城県の北東、三陸海岸の最南端に位置する牡鹿半島から

さらに東南東約130㎞の海底付近。ここのプレートのずれ込みは近年では一番大きい。

東日本沿岸の沖合で大きな地震が起こるとすればここ以外考えられなかった。


寺田は、ホテルのラウンジでノートPCを出して、 【東日本沿岸で起こりえる地殻変動の推移観察 】の研究資料を開くため、大学にアクセスする。

しかし、データベースを開こうとしたのだが、該当する地震研究の項目、すべてが無くなっていた。

大学側の措置なのであろう。研究結果を提示して電力会社と知事を説得するつもりでいた寺田を誰かが邪魔をしているのであろう。


原子力安全協定に、【地方自治体による立ち入り調査・安全措置要求の受け入れ】があるか無いかの確認はあらかじめしている。

田老原発、重茂原発に措置要求を出せるのは、岩泉町・宮古市・川井市・山田町の各自治体で、各自治体の首長が、

原発施設がある地域内の安全を確保するための必要な措置の一つとして、原発停止要請が出せる。


岩手県と北日本電力の間には、原発に関する報告、連絡があるだけで、【措置要求】を出せるようにはなっていない。

ただ、いきなり宮古市や周辺自治体に出すよりも、知事を通して、要請した方がいいはずである。

自衛隊への出動要請、沿岸住民の受け入れの話もあるので知事の説得は必要なのだ。

原発停止にはいくつか方法があるが、閣議決定や原子力規制委員会の判断を待っている猶予はない。

津浪が起こってから原発を停止では遅すぎるのだ。


寺田は、ホテルを出て、岩手県庁へ。事前に電話で原発に関する重大な話がある旨を伝え、知事に話を聞いてもらえる時間は取れた。

はたして上手く説得できるだろうか・・・。

控室で待っていると秘書が呼びに来た。


秘書「寺田様、お待たせしました。知事室へどうぞ。時間は2時間ほどでお願いします。」


知事室へ入る寺田。


寺田「本日は急な話で申し訳ないです。初めまして、元助教授の寺田辰巳(てらだたつみ)といいます。

専門は地震学です。今日は、宮古市にある原発と地震のことでお話があってまいりました」

桝田知事「はじめまして、桝田(ますだ)です。どうぞおかけください」

寺田「実は、今日ここに持ってきてはいないのですが、近い時期に東北沿岸に大規模な地震が起きる可能性が極めて高いことを示すデータを

持ってくる予定でいたのですが、持参できず。話だけになるのですがすいません」

桝田知事「地震ですか・・・。岩手県といたしましては、電力会社には直接、原発を停止させる権限はございません。

ただ、一度、原発事故が起きると当然近隣自治体だけの問題ではなくなります。放射能汚染ですね。なので、電力会社に停止要請が可能な各自治体に、

災害を食い止めるために必要な措置はできているかの確認はさせていただくに留まってしまいます。

津波と地震のほうでは、いろいろできるんですがね」

寺田「地震が発生する時期なのですが・・・二か月後です」

桝田知事「えっ(汗)、二か月ですか、もっと早くわかるものではないのですか?二か月・・・。国にこのことを伝えてからでは、明らかに間に合いませんね」

寺田「それと、変な話になりますが、その地震を体験した人物の証言を聞いたんです」

桝田知事「地震を体験とは?どういうことでしょうか・・・まだ地震が発生していないのに?」

寺田「未来の時代から来た少年がいるんです。その少年が東北沿岸一帯を大規模な地震が襲い、福島第一原発も事故を起こすという話を私にしたんです」


桝田知事は、絶句した。こんな話をされて、『はい、そうですか』とは言えないことは、今日、目の前にいる男もわかっているはずである。


桝田知事 「私に、その話を信じろと?」

寺田 「ええ、ただ、ことがことです。しかし、もし、本当に地震が起きて、津波や原発事故が現実のものになったら、

今聞いた私の話。聞いてなかったでは済まなくなりますよ、私は覚悟でココに来てます、地震は100%起こるんです」


桝田知事は、しばらく考えた。荒唐無稽な話に付き合うべきか。だが、寺田の言いようからはウソを感じない。

東北沿岸一帯の地盤調査が実施されてるのは桝田もわかっていた。

もう少し寺田辰巳による地震予告についての真偽を確かめたいのが正直な気持ちだった岩手県の桝田知事。

結局、桝田知事の回答は、寺田の研究結果を隠匿した大学へ地震の兆候について再度意見を求めて、

どの程度の確率で大地震が発生するかを確認し、その他の関係機関にも打診して東北沿岸の地震の兆候を明らかにする。

そのうえで、国側と電力会社に原発の稼働の是非を問うらしい。

また、宮城・福島両県の知事らとも会合を設け、今後の対応を決めたいとのことだった。


一週間後に再度、話す時間を設けてもらい、そのとき、どこまで県として対応可能かの説明をしてくれるらしい。

まったく対応しないわけではないので、寺田の訪問はそれなりに意味はあったのだが、はたして本震までに、

どれだけのことが出来るか。


翌日、寺田は駅前のホテルを出て、盛岡駅前の広場にいた。足元にハトが餌を求めてやってくる。

食べかけのハンバーガーをちぎって投げると投げたパン屑にハトが群がる。

原発利権に群がる人々とその姿が重なる。お金は、人を変える。良くも悪くも・・・。


寺田「原子力本部の八乙女(やおとめ)さんにつないでいただけますか?」


要件を伝え、待つこと10分、北日本電力原子力本部の統括本部長の八乙女が出る。


八乙女「変わりました、八乙女です。助教授の寺田さんって東京大学の志摩教授のお知り合いの方じゃなかったですか?」

寺田「知り合いっていうほどでもないですが・・・」

八乙女「まさか、【泣く子も黙る志摩教授】のお知り合いなら、また原発停止とかの話ではないのですか?」

寺田「よくわかりましたね、実はですね・・・」


電力会社からすれば教授と名乗るモノすべて敵みたいな代名詞になるのだろか。

桝田知事に話したこととほぼ同じことを説明したのだが、重茂原発に関しては何かあるようで、対応が違う。


八乙女 「田老原発と福島の各原発は従来型の免振対策なので、想定外の規模に耐えられるかは微妙です。

多分、停止措置が適切と国側もそう判断を出すことでしょう。ただ、重茂原発は違うんです」

寺田 「違うとは?」

八乙女 「あれ、寺田さん、うちのHP見てらっしゃらないようですね。実は、重茂原発は、人工島上にあって対活断層対策用に作られた

地震完全防衛型施設なんですよ。だから停止はありえないんです」

寺田 「地震完全防衛型施設、ですか?」

八乙女 「ええ、特殊ケーソンが地面の役割を果たします、地震を感知すると地面そのものが、地震の振動とは逆方向に同じ力で揺れるんです。

そうして地震の力を相殺することで施設そのものへの振動を無くしてしまうことができるんです。だから、重茂原発には停止機能がついてません」

寺田 「停止機能がついていないですか、それは私も初めて聞きましたね」

八乙女 「活断層で騒がれるたびに電力会社は、原発を止めたり動かしたり、かなりの損失になるんです。そういう経験から生まれた最新設備になります。

うちらは、【GAIAシステム】って呼んでますがね。M10以上でも揺れはゼロにできるんですよ」


他国では、活断層は少ない。日本に原子力発電所を作るときは避けて通れない活断層を無い状況下で運用することができれば、原発はこれからも増えるだろう。


八乙女 「寺田さん、試しに重茂原発を見に行ってはどうですか?手配はしておきますので」


それ以外の原発に関しては、地元自治体の【措置要求】次第で止める準備はしておくとの回答は得られたが、

重茂原発は対象外と突っぱねられた。電力会社肝いりのシステムだけにここを止めるのは難しいようだ・・・。

寺田は、重茂原発の視察調査の結果後にまた連絡する旨を伝えて電話を終わらせた。

いかに強固な城も落ちない城はない。特殊ケーソンの性能がどれだけ高くても想定外の災害をを甘く見ているのではないのかと。

寺田は明日の面会予定を取るために宮古市役所に電話を入れ、106号を宮古方面へと向かう。


2011年1月16日 宮古市中心部


宮古駅ビル【MIYAKO385】は、リアス電鉄と北国(きたぐに)鉄道(略称NR:ノースレール)のそれぞれが駅舎を共有するように同じ駅のホームに併設されている。

また、駅舎は7階建て(+地下2階)の駅ビルになっていて、駅から降り改札を出るとそこから百貨店かシネコンに行けるようになっている。

テナントには、奥州ハンズ・東部百貨店などの有名どこが入っており、駅ビルから出ることなく買い物も楽しめる。

リアス電鉄は、北は久慈から南は盛(さかり)までを結び、さらに川井市から重茂原発までのリニア線もリアス電鉄の所管である。

北国鉄道(NR)は盛岡―宮古間を結ぶNR山田線など県央を中心に東北に展開している旅客事業者で、盛岡―札幌間が最近、開通したばかりである。

宮古駅の裏側には黄色い立体駐車場の遊興施設が、同じく表側は地元商店街が軒を連ねている。

ただ、地元商店街の一部や地元経営者による個人賃貸住宅は、湊本組(みなもとぐみ)の地上げによって消えてしまい、

そこには30階建てのマンション群が商店街に影を作るように立ち並んでいた。

日照権で裁判中らしいが、地元商店街への地上げ工作は以前続いており、中には自分の店を早々にたたんで原発作業員になったものもいる。

しかし、悪いことばかりでもなく山口団地や中里団地、西が丘周辺には、【原発御殿】なるものが立ち並び、贅(ぜい)を極めていた。

寺田は、築地にある宮古市役所を訪れていた。


寺田 「市長、すいません。何度も説明しているとおり地震と津浪が来る可能性が非常に高い。ここは一つ御英断を・・・」

宮古市長 「一介の高校教師がこんなデタラメを私に信じろと言うのか!バカも休み休みにしたまえっ!田老も重茂も川井も原発のおかげで、

こんなに成長できた実績がある。おめさん、それをすべてフイにするつもりなのが?おめさんにそんな権利あんのがっ!んっ?」


宮古の人は口は悪いが人はイイは本当である。突然こんな話を持ち込んだ私のほうがおかしいし悪いのはわかってはいる、怒るのはもっともだ。

桝田知事から話を聞いてもなお原発停止には反対の姿勢を崩す様子はない。


寺田「今日は、無理なようなので、後日、日を改めて伺わせて頂きます」

宮古市長「ん~、その~何か原発を止めることで、私に見返りはないのか?」

寺田「えっ?地震と津浪ですよ市長。これは、原発を止めることを個人的な交渉材料にするのは、マズくないですか?

市民の生命と財産の危機を訴えてることは、わかりますよね。今の言葉、聞かなかったことにします・・・」

宮古市長「私も人の子、何もきれいごとだけで市長になれたわけではない。多少の荒事もくぐり抜けてきている。

私を説得したいのならそれなりのことをしてもらわないと困るんだがね・・・」

寺田「わかりました、希望に添えるかわかりませんが考えておきます、では、失礼します。」


そんなやりとりをしたのだが、寺田に策はなかった。

宮古市にいると必ずあるのは、何か求められること。関わるなら何かを差し出すことをほのめかされたりするのは日常的にある。

下閉伊地区がどこもそうではない。ただ、宮古は、昭和時代の古い気質の人間が多い。

昔は、『市役所に採用されたければ金を数十万持ってこい』などというようなことを個人的に【市役所】を使って金品を得ようとする職員がいたらしいが、

今はちゃんと採用試験で公正に選ばれてると聞いた。昔、あった役所のコネ採用は今はない。はずである・・・。


市役所からの帰りに、熊本医院によって少年の様子を見にいく。

スズを盛岡の知人に預けてきたことと県や電力会社の対応についての話はしておく必要もある。


寺田「よっ、体調大分良くなった?」

主人公「何ともないけど、退屈してました・・・(照れ笑い)」

熊本医院長「明日、退院してもかまわないよ」

寺田「良かったじゃないか、おめでとう」

主人公「寺田先生、実は、退院したら行きたいとこがあるんです」

寺田「接待のおばあちゃんのとこかな?」

主人公「えと、オレの中ではおばあちゃんは亡くなった人なんです。あれから10年。また会えるとは思ってなくて・・・」

寺田「そうだな、今の時代でおばあちゃんを助けるのが目的だったもんな。先生の都合でほったらかしは良くないな。ごめん」


熊本医院長同席で、地震や津波の警告に対する県と電力会社の対応を説明した。

それと、宮古市の対応も。措置命令を出せないと門前払いになった経緯を説明すると、


熊本医院長「あれ、市長を説得するならウチのかみさん連れて行けば何とかなると思うよ(笑)」

寺田「えっ、医院長それはどういう意味ですか?」

熊本医院長「うちの女房は、原発反対派で活動家をやってるんだよ。市長とも面識あるし、役に立てると思うけどな」

寺田「それは心強い味方になりますね。次の市長との面会の日時が決まったら連絡させていただきます。助かります(ニコッ)」


寺田は医院長の申し入れをうけた。熊本医院長の奥さんは、才女で、役所の要職を歴任されている方で、次期宮古市長の呼び声も聞く。

原発の知識も豊富なので寺田にはうれしい。寺田は地震・津波は専門だからわかるが、原発は正直、知識不足が否めない。


2011年1月中旬 宮古市中心部


寺田による宮古市長の説得は、前回と違い、熊本医院長の奥さんを連れ立っての説得になる。はたしてうまくいくだろうか・・・。

寺田は、宮古市役所に行く前に熊本医院を訪れていた。車で待っていると柔和な顔の中年の女性が近づいてくる。


品のある中年女性「おはようございます、医院長の妻をしております熊本秀子(くまもとひでこ)です」

寺田「はじめまして、元助教授の寺田辰巳(てらだたつみ)です。お噂はかねがね聞き及んでおります。

本日は、田老原発への措置要求の是非について宮古市長との面談にご同席頂くこととなり大変感謝するところであります」

熊本夫人「主人から事情は聞いてます。地震が今年の三月に来る可能性が非常に高く、別の時間軸での東日本では甚大な被害と死傷者が出たそうですね。

寺田さんの三県をまたいで調査を実施した研究結果が明るみになれば、政府も動かざるをえなくなるでしょう」

寺田「そうなんですが、それを待っていては住民の非難、電力会社の対応は間に合わないので個別に私が出向いた次第です」


車で市役所に向かう寺田と熊本夫人は、宮古市長の説得について話をしていた。


熊本夫人「宮古市長は、主人と交流も長く原発については当初反対派だったんです。ですが、市長になったときにはすでに原発はあったものです。

原発によって栄えた宮古市。高級住宅街や宮古市中心部の高層マンション、宮古駅ビルのテナント店などもお金のめぐりが悪ければ不可能なことでした。

今更、原発を無くすこともできないことは、市長もわかっています。現実の状況を変えるのはとても大変なことなんです」

寺田「それは私もわかります。しかし、原発がない岩手でさえ甚大な被害が出た事実がある。これに加えて発電所が津波によって壊されれば、放射能に宮古だけじゃなく、

周辺自治体もさらされることになります。ことは、宮古市だけの問題では済まなくなるんです」

熊本夫人「市長は優しい人です。人命優先はわかってらっしゃると思います」


市役所についた二人は、市長室へ。職員が対応して、しばらく待たされる。


女性職員「寺田様、熊本様、市長室へどうぞ」


寺田が入室しようとすると、中から、色白の男子生徒が市長室からでてくる。その男子生徒と目が合うと、寺田のことを知っているのか軽く会釈をしてきた。

私立田老高校の制服に身を包んだ男子高校生は、二人とすれ違う時、何かしゃべっていたようだが寺田には聞き取れなかった。

読唇(どくしん)すれば、『いずれまた会いまみえましょうぞ』と言っていたその高校生は、振り向いたときにはすでにそこにはいなかった。


宮古市長「これはこれはよくぞ参られた。秀子さん、お元気でなによりです」

熊本夫人「こんにちは、今日は寺田元助教授の付き添いでまいりました。地震と津浪と原発についてです」


やはりヨソモノの私と夫人とでは対応がかなり違うのは否めない。

熊本夫人の援護射撃に期待する寺田。


熊本夫人「国の対応を待っていては、原発停止が遅くなりはしないでしょうか?やはりここは早急に北日本電力に【措置の要求】を出すべきところだと私は考えますが。

人命優先の観点からも住民への避難指示を出しつつ、地震と津浪への備えをすぐにでも始めないと。被害が大きくならないようにするのが、自治体の長としての役目ではありませんか?」

宮古市長「私も桝田知事からその旨は聞き及んでます。ただ、ここにいる寺田氏の話では、話の出どこが【未来から来た少年】と聞きました。

これをどう解釈すればいいのか正直、私には計りかねます。秀子さんはこの寺田氏の説を信じる根拠はどこにあるんですか?」

熊本夫人「私(わたくし)の心情によらない事実が二つあります。一つは、大学側が研究データを隠蔽したこと。何も隠す必要のないデータならば隠匿するはずはありません。

ここに公(おおやけ)にできないことが存在します。二つ目は、少年です。この少年が、どこの誰か証明されれば私もこの話はウソだと確信できますが、少年はアンノウンです。

誰も知らない記録が何もない人物というのはこの国ではありえません。ありえない存在があるという事実がそこにあるということは、ありえない可能性も予想されると私はそう思うのですが、

いかがでしょうか(微笑)」

宮古市長「さすが秀子さん。鋭いですな、そう来ましたか(微笑)【ありえない存在があるという事実】・・・確かにその通りですな」

寺田「市長、御決断を!」

宮古市長「ふむ、熊本医院長の奥方に説得されるのは何度目でしょうな(微笑)秀子さん、あなたはやはり宮古には大事なお人だ。

寺田さん、北日本電力への田老原発停止の【措置要求】検討させていただきます。というところでよろしいかな?」

寺田「市長!ありがとうございます!熊本夫人、ありがとうございます」


熊本医院長の申し出を受けたのが、功を奏した形となった。やはり、才女の奥さんがいなければここは切り崩せなかっただろう。

一連の岩手県庁や電力会社の訪問が無駄にならずに済んだと胸をなでおろす寺田であった。


【 有名地震学者の子孫による説得:END 】


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