2-5 一日目、17:00~翌朝
GM:というわけで17:00の行動宣言をどうぞ。
ソルベ:別行動するほどの理由もあんまないけど、どうしよっか。まぁテルメアルノに降っとく?
ゴッドフリード:だな。テルメアルノに皆で向かうでいいんじゃないか?
ミヒャエル:とりあえずはそうしよう。ロランくんのホームグラウンドのステアラも気になるが、観光に来たわけではないのでね。
GM:一応、ライダーギルドに頼めば長距離をすぐに移動できるよ、1人につき50×区域数だけどね。
ゴッドフリード:流石に金が掛かり過ぎるので長距離移動は遠慮したいなぁ……。
ミヒャエル:報酬を加味しても赤字になってしまいそうだからね。どうしてもという時に使おう。
ソルベ:というわけでばびゅーん。
GM:テルメアルノに向かうなら、なんらかの騎獣に乗るかガザトオリコ経由で行く感じになるよ。グライドフェザーが要る人はちゃんと50ガメル払おうね。
ソルベ:バルバルバルバル(自前のグライドウィングの音)。
ゴッドフリード:うちはキャルモがいるか。残りは……。
キッカ:フェザーしか借りられません……。
ミヒャエル:では払うとしよう。足りればいいのだが。
GM:オウケイ。じゃあテルメアルノへ。
~聞き込み判定~
GM : というわけで、テルメアルノへやってきた。聞き込みをどうぞ。
ソルベ:ま、それっぽいのの目撃情報だね~。
というわけで、全員で聞き込み判定を振る。全員が期待値以上を出したので、全員情報を得られることになった。
GM:じゃあ今日の13:00~14:00ごろ、研究棟へ彼……ムトゥルがやってきたらしい。例の魔動機の鑑定を求められたようだ。人相が怪しいので入手経路を聞いたところ、逃げるようにいなくなったらしい。
ゴッドフリード:ビンゴだな。
GM:また、15:00~16:00ごろ、テルメアルノ郊外にいるのも確認されている。この際、【グライドウィング】を使用しているのが確認されたらしい。行先は不明。
ゴッドフリード:「よしよし……やっぱ読みやすいなぁこういう奴は……ん?」
ソルベ:「あれ、乗り換えた?」
ゴッドフリード:「……おかしいな……奴は昼過ぎには50Gにも困ってた筈だが……」
ミヒャエル:「どこかで買い手を見つけたということかな?」
ゴッドフリード:「……となると、トリネスで売り捌けたから逃走に入ったのか?」
ソルベ:「研究棟訪問から1時間あるから、その時点でもう換金済みなのかもね?」
キッカ:「あるいは、初めの時点でわざわざ一芝居打ったのかもしれません」
ロラン:「んー、困ったことになったなぁ」
ゴッドフリード:「…………コレは、まずトリネスに向かって確認する必要があるな。もし換金成立したってんならそっちから確保しないとマズい」
ミヒャエル:「うむ。仮にそうだった場合、ろくな者の手には渡っていまい」
ゴッドフリード:(トリネスの闇ギルドの阿呆共の手にあんなもんが渡ったとすれば……星一つ吹っ飛ぶっつー俺等の最悪の予想が当たりかねんな……)
ソルベ:「ちょっと探すものが二つに増えて手間だけど、まぁ浚えに行かないと」
GM:ちなみに、今回の特別イベントは現在この星で得られる情報すべてを得てるから起こらないよ。残念。
ゴッドフリード:んで、17時~18時の時間帯だからそろそろフェザーにロック掛かる時間か?
GM : そうだね。というわけで、今日はテルメアルノでお泊りだよ。
キッカ:今が18時ですか。思ったよりすぐでしたね。
GM:ふふふ。夜間会話フェイズのチャンスかもしれない。
ミヒャエル:む。そういえばそうだね。丁度話題はあるのだよ。やっても構わないかね?
GM:ほほう。いいよぅ。
ミヒャエル:では失礼して。吾輩から訪ねるとしよう。食後あたりの暇な時間を見計らって声をかけることにするよ。
ミヒャエル:「セレン君、少し良いかね」
GM/セレン:「……何かな?」
GM:セレンはきょとんとした顔でキミを見る。不思議そうな表情だ。
ミヒャエル:「いやなに、少し雑談に付き合ってほしいのだよ。別に下心は無いから安心してくれたまえ。ワッハッハ!」
GM/セレン:「雑談? 私は構わないけど……」
ミヒャエル:「うむ。少し聞きたくてね。セレンくんは神官だろう?……神の声が聞こえるとは、どういう気分なのかなと思ってね」
GM/セレン:「気分……どうだろう。むしろ私は聞こえない側の経験がないんだ」
ミヒャエル:「ふむ、というと?」
GM/セレン:「物心ついたころにはもう……ずっと神殿にいたからね、昔から信心深かったのもあるかもしれない」
ミヒャエル:「踏み言ったことを聞くようだが……それは孤児であったとかかね。答えたくないならそう言ってくれたまえ」
GM/セレン:「……うん、遠くはないかな。ただ、捨てられたわけじゃない。父も母もどういう人間だったかは知ってる。記憶にはあまり残ってないけど」
ミヒャエル:「…………」
GM/セレン:「〈迷宮大変動〉。9年前の方じゃなくて、そのもう一つ前の。……って言っても、わからないかな。私の両親……
GM:カーリーヴェリの魔剣の迷宮は約10年ごとに大きく変動するヤツだって話はしたっけ?
ゴッドフリード:あぁ、聞いた。しかし19年前の大変動か……。
ソルベ:19年前、19年前……あ、丁度こっちに越して来た頃だ。
ゴッドフリード:俺は発掘される前だな。この状況の解説役が必要なんだろうが、俺は多分この場に居ないので解説が出来ない……。
GM:まあ、後で説明してあげるといいんじゃないかな。
ミヒャエル:「なるほど……親御さんが見つかると良いね」
GM/セレン:「あぁ……うん、そうだね」
ミヒャエル:「それまでは吾輩を親代わりに思ってもらっても構わないよ。何せ倍も歳が離れているからね。ワッハッハ!」
GM/セレン:「…………善処はしてみるよ」
ロラン:「ふむ、神殿暮らしかい? 奇遇だねぇ、僕も経験あるよ? まぁしばらくしたら家出同然で出てったけど」
まるでずっと聞いていたかのように、セレンの後ろからひょこっと出て来るロラン。当然セレンは驚いたような表情なのだが、ロランはおかまいなしである。
ミヒャエル : 「おお、ロランくん。君はいつも突然湧いて出るな」
ロラン:「あははは、驚かせるのは好きだからね」
ミヒャエル:「ふむ……セレンくん、吾輩達はもう仲間だ。何か困ったことがあれば、いつでも言うのだよ。1人で抱えられるものには限度があるからね」
GM/セレン:「ありがとう。……私のことも、できれば頼って欲しいところだけどね」
ミヒャエル:「ははは、神官なのだからいくらでも頼る場面はあるだろうとも」
ロラン:「……(ふむ、なんで冒険者に? 声が聞こえるなら神殿暮らしでも困らなかったんじゃない? とは思うけど……ま、聞くにはまだ早いか)」
GM:今のところ分かってる経歴としては、王都生まれ→物心つくより前、親と共にカーリーヴェリへ。親が冒険者家業をしている間神殿で待機→親が大変動に巻き込まれる→神殿暮らしって感じ。
ミヒャエル:まあ恐らくは親を探すために、というところかな。
ゴッドフリード : 多分そうだろうな。カーリーヴェリの迷宮の話だし。
ロラン:だろうね。とはいえ、この段階で聞くのは野暮というものだよ。
ミヒャエル:うむ、思った以上に深い話になってしまったがこの辺りで切り上げよう。
GM:じゃあ好感度……「夜間会話時」に2d6×会話参加人数で上昇。ロランとミヒャエルに振ってもらおうか。折角だしね。
ミヒャエル:うむ。どの程度上がるだろうか……(ころころ)8。
ロラン:こっちは7。合計で15かな。
GM:OK。現在の好感度ゲージが75に上がった。
ゴッドフリード:結構上がるな。次からは積極的に行ってみるか。
GM:さらに! クリティカル話題の〈迷宮大変動〉に当たったので追加で10だけ上昇するよ。
キッカ:あ、今のがそうなんですね。
GM:割と自分から言った? うん、それもまた好感度だね。というわけで合計85。
ミヒャエル:結構頑張れたようだね。では翌朝からの調査も頑張るとしよう。
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