第7話 長生きを誇れ!ボクの犬生に悔いなし! ダックス君は語る

16歳で旅立ったダックス君。

飼い主さんは、もう少し前に早く病院に行っていたら、

もっと長く生きられたのではと、後悔されてましたが・・・。


ダックス君は語る

<僕の犬生に悔いなし!

 限界まで生き抜いた。

 最後に、「お父さん、ありがとう。大好きだよ!」て伝える事が出来た。

 もっと長生きできたんじゃないかって??

 イヤイヤイヤイヤ、それは無い!

 とっくに体の限界は超えてた。

 ボクの死については、全く気にして欲しくない。

 手厚い看病を受けた。山ほどの愛情も貰った。

 これ以上何も望む必要はない程、ボクは幸せだった。

 ほんとーーーーにっ!僕の犬生に悔いなし!!


 ボクさあ、最初は15歳で終わる予定だったんだよ。

 そこを16歳まで延長できたのだから、後悔じゃなくて誇って欲しい。

 犬の寿命は短いのだから、そこは受け入れてくれなきゃ。


 お願い。ボクの長生きを誇ってくれ!

 ボクは、お父さんの犬で、最高に幸せだった!

 ボクという犬を幸せにしてくれて、ありがとう!

 ずーっとずーっと愛してるよ。見守っているからね!>


僕は堂々と旅立ちました。

見送った事に誇りをもって、家族も堂々としていて欲しい。

それが、ダックス君の願いです。

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