第3話 羨ましい
2人で一緒に暮らしていると、だんだん嫌なところが見えていくものだが、やはりでてきた
僕はアルバイトで月に10万円ほど稼いでそのお金で色々服を買ったり遊んだりとやりくりをしていたので、いつものようにバイト行ってくるねと家を出ました。
彼女はその頃バイトはしていませんでした
彼女が社長令嬢ということが発覚してから、いつもは気にかけなかったけどふとこう思ったのです
「彼女はいつも俺がバイトしてる間映画見てて羨ましいな。そういえば一人暮らしの家賃も家具も全部親に買ってもらったのか。親がお金持ちだとバイトもせず映画みて遊んでお金のこと気にしなくていいのか。羨ましいな」
これは誰もが思うことであろう
そしてそこから幸せな状態から少し亀裂が走っていった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます