世知辛い世の中だなと読み始めて、胸の辺りが苦しくなりましたが、偏見やプライドを捨ててみれば、見下されるような境遇でも、案外面白い暮らしが出来るのかもしれないなとも思えました。最後、自分の娘と再会出来て、本当に良かったです。自分も、よくネガティブに物事考えてしまいがちですが、取り敢えずはしぶとく生きてみよう、そんな思いになる短編だったように思います。読書好きな自分としては。貴重な短編読ませていただき、ありがとうございました。

素敵な再会ですね。
どんな姿で、何をしていても、お父さんはお父さん。互いに忘れられない路上の一幕。こんな風に、小説になってしまうくらいに。

人それぞれにいろんな人生がありますよね。
いい作品でした！

ヒッピーのおっさん、あのコインのペンダントを買い取ったおっさんか！？

そう思って読んでいくと、ああ、なんていいお話。
読んで欲しいが為に献本を揃えて買い取ってもらう素振りとか、いいですよね。

素晴らしい、の一語に尽きます。
短編でこんな見事な物語はそうそう無いのでは。
作者さんの自信があふれているのが分かる作品。

ホラーの「いつもそばに」の巡り堂ですね！
怪しい人かと思ったら、いい人で良かったです。