壺中日月長(10/6更新)

登場人物

真砂清

　ヒロイン。あだ名は「お清ちゃん」。模範的で平凡な小学生だが、周りは非凡すぎて逆に異様。鬼威に対して「自分の友達まで口説いてきたらまずい」と恋愛観の矯正に使命感を持っている。

潮美咲

　お清ちゃんの友人。愉快犯。

鬼威

　土地神様。お清ちゃんに一目惚れ。現在人間社会を勉強中。

　元人間で村八分に近い扱いを受けてた天涯孤独の青年で、非合意で人身御供にされた。当然怒り狂った彼は信仰が廃れて零落しかかっていた土地神と融合、その土地で暮らす人間は彼の支配下にある。最初は怒りと怨みしかなかったが、年々冷めて現在はどうでもいい感じ。祖父母の代わりに祠の掃除に来たお清ちゃんを見初める。別にロリコンではないが成人男性の外見年齢のままお清ちゃん口説くのでヤバイ。

黒江

　鬼威の眷属。元野良猫(雌)。贄に抵抗した高野が集団暴行を受けている際に通り掛かった。おまけとばかりに一緒に沼に沈められた。不憫。

　生前はシングルマザーで餌を確保しにいく途中だった。子供に手を出すバカは主の鬼威でも許さない。

九度山

　元人間、現土地神様。とある土地の神だったが、過疎化が進んで信仰が廃れかけている。都市部のとある組織を乗っ取って出稼ぎ中。鬼威とは旧知。

十勝

　元人間(寒村育ちで生贄の名目で間引かれた)、現在は鬼。お清ちゃんに惚れて彼女の学校に転入してくる。極端な暑さや熱が苦手。