その5 偽モリス戦&BOSS戦

<ここまでのあらすじ>

 PCたちはオーガによると思われる殺人事件の捜査を依頼された。

 PCたちは被害者グスタボの知人の線を洗い、次いで豹変したトマの父親について調べる。

 ハルーラ神殿の神殿長がグスタボから預かっていた箱を開けると、彼の遺書めいた手紙が入っていた。

 彼は、オーガと取引をした雇い主エドモンドを説得しようとしていたのだ。

 PCたちはエドモンド商会への強制捜査の前に、トマの父親モリス(偽物)を襲撃する事にした。




<簡易キャラ紹介>

 パテット(PC):流浪の吟遊詩人バード。典型的グララン。

 サンディ(PC):ガンマンに憧れる銃士マギシューのエルフ。溺れたのは黒歴史。

 シェラルデナ(PC):祖国再興を夢見る姫剣士。王家の指輪を質入れ中。

 ジューグ(PC/GM兼務):キルヒアの神官戦士のリカント。重度のシスコン。


 ケイト(支援NPC):キルヒア神官にして真語魔法使いソーサラーのナイトメア。ジューグの異母姉。

 キルシュ:エインフォート侯爵令嬢にしてエインフォート軍司令官の姫騎士。


 グスタボ:今回の殺人事件の被害者。リルドラケン。ハルーラ信徒でエドモンド商会に勤めていた。

 ジャン:靴職人の若者。恋人リネアと故郷の二択に悩む。グスタボの知人。

 リネア:食堂で働く女性。遠方の故郷に一緒に来て欲しいとジャンに頼む。

 トマ:父子家庭の男の子。最近の父親の豹変に悩む。

 モリス:トマの父親。最近、オーガに成り代わられた。

 エドモンド:リカント(タイガー)の商人。グスタボの手紙によればオーガと取引をしたという。




GM : キルヒア神殿の学校でトマを保護しました。


サンディ : あとはオーガを出待ちしてボコってそのまま工場へ合流かな。


GM : では、どのように?


サンディ : (とりあえずパテットをテンペストで釣り上げる)


パテット : えーとね、一番人手が必要なのは寧ろ外壁周辺じゃないかなあ。


パテット : 商会経由で蛮族側には既に僕らの行動が漏れてると考えた方が良いと思う。で、蛮族側の立場を考えると


パテット : 折角掘った侵攻路がバレたわけだ。本格的に対策を取られる前に吶喊すべき!となりそうな気がするんだ。


シェラルデナ : まー、掘ってるわけだしな。


パテット : でもその場合、一番蛮族が殺到するのは狭い通路よりも、外側から圧力をかける場所になるんじゃないかな。


サンディ : でもね、一日で攻勢準備はできないよ。


パテット : つまりまだ時間的猶予がある。


パテット : と考えるか、既に準備が整いつつあったと考えるべきか。僕は悪い方に考えておいた方が良い気がするなー


サンディ : とりあえずトマの父親に化けたオーガをどう待ち伏せて闇討ちするかだよ。


パテット : 大体現実はその更に右斜め上を飛んでいくもんだし…ダイス目…(


パテット : トマの父親は寧ろ家にいるところを抑えた方がいいかもね、場所的に踏み込んだところで敵がウヨウヨって可能性は低いと思うし。


サンディ : で、夕方に商会の方と工場の方でカチコミが行われるから。


サンディ : あんまり時間かけたくないんだよねぇ。


パテット : 僕等は工場とトマの家、どちらかに突撃する事になるのかなー


GM : さて、どうしますか?


シェラルデナ : トマの家から、そのまま工場に向かえばいいんじゃないか?


サンディ : まあ、そうだけどね。


パテット : 僕等の立場と能力を考えると、大規模な戦闘に飛び入り参加よりも一人の重要参考人のガラを抑えるとかの方が似合ってそうではあるね。


パテット : とりあえずトマの家に突撃して余裕があるなら工場に合流でいいんじゃね。


パテット : なんせ今回は僕の終律が増えてる。HPは勿論MPだってある程度歌で回復できるよ。


GM : 家の前で待ち構えているのか、家の中で待ち構えているのか。帰宅を見計らって突撃するのか。いろいろやり方はありますね。


サンディ : 家の中は障害が多いよねって。


パテット : 家から呼び出して戦いやすい所に誘導出来たら完璧なんだけどね。


シェラルデナ : それなら家庭訪問を装ったらいいんじゃないか? トマ君いますか、あ、親父さんですか! みたいな。


サンディ : それでいくか…


パテット : シェラの案に乗るならサンディが適任だねw


シェラルデナ : ふふん、名案だろ!


シェラルデナ : なんなら、ジューグの姉ちゃんに頼んでも自然だとは思うぞ!


シェラルデナ : どのみち全員でボッコボコだ!


パテット : じゃ僕は呪歌が届く程度に距離取ってサンディを見守る(構え




GM : 5月10日17時。


GM : トマの家の前です。


サンディ : (こんこん


GM : モリス「あぁ?」


サンディ : キルヒア神殿の臨時講師をしてるサンディです。トマくんのお宅で間違いありませんね?


GM : モリス「ああ……そうだぜ。あいつはまだ帰っちゃねえが」


パテット : キルヒア神殿の方から来ました(詐欺


サンディ : なるほど、彼は今日は帰りませんよ。


GM : モリス「あ?」


パテット : これだけ聞いたら僕等の方が誘拐犯みたいだな;


サンディ : そして、煉瓦工場は本日家宅捜索を受けるでしょう、商会もね(ジャキッ


パテット : もう先制判定しとこうか?


GM : あ、もう仕掛ける?


パテット : 寧ろここまで出そろって今更仕掛けない理由がない。


サンディ : おとなしくしゃべると思わないし。


ジューグ : 呼び出すって聞いたから、離れたところにいると思ってたぜ。


パテット : 僕は離れてるよwまあ10mとかそんなだけど。


サンディ : 入り口脇にいれば見えないしそれで十分だと思ってたけど。


パテット : 市街地で20mとか50mとか離れたら普通建物の影に入っちゃう。終律できまへん。


GM : モリス「しゃあねえな……おいお前等、出てこい」


シェラルデナ : いくか? いっていいのか!


パテット : いたんかい…しゃあない、この程度なら想定内。


パテット : 2d6+6+(24/6) 先制判定 (2D6+6+(24/6)) > 8[5,3]+6+(24/6) > 18


GM : モリスと、モリスの背後から現れた男女がみるみる姿を変えます。


パテット : まあまあの数字だけどさて。



<GM実況>

ジューグの魔物知識判定はどちらとも出目4と振るわず。

ケイトがフォローしてくれます。さすがは姉ちゃん。



ジューグ : ギリ知名度は抜いたけど……


シェラルデナ : えらいぞ!


ケイト : オーガとレッサーオーガ2体だな。弱点も抜いたぞ。


サンディ : 街中で戦うから付近住民が悲鳴あげてそう(


パテット : モリスがモリモリすがたを替えると(


パテット : 勝手に衛視さんとか呼んでくれて都合良いじゃん。


GM : 皆さん目の前。


パテット : 最初から乱戦かw


GM : 先制はパテットがげっと。


GM : そら、ドアを開けて会話してますもん。


パテット : ドア越しに話しかけて相手が返事してきたらドアごと撃てば良かったと(そこまで言ってない


GM : その場合は構造物破壊ルール適用しますよん。


パテット : ドア硬いなw


サンディ : ちょっと一気頭数減らさないと辛い状況、集中攻撃対象は弱いやつからかな。


パテット : さて、先制取ったしまずは呪歌だね。


サンディ : まだ乱戦になってないなら初弾ショットガンもありだけども、まあどうでしょうね。


GM : いやあ、至近距離ですからね?思いっきり自分たち巻き込みますよ。


サンディ : 範囲攻撃ってこういうとき扱い面倒よね(


パテット : 僕はどこにいようが呪歌しかないんだよw一応3mは下がるけど。


パテット : 2d6+7+(30/6)>=17 呪歌:トランス (2D6+7+(30/6)>=17) > 3[1,2]+7+(30/6) > 15 > 失敗


パテット : わー、笛の意味ねえ;


GM : さて、どうしましょうか。


パテット : そっと制限移動で下がる。


サンディ : レッサーを先んじて潰そう。


パテット : あ、トランスの行使判定ボーナスは有効だよ


パテット : ただ今回、敵もバンバン魔法使うのがアレだねえ。


サンディ : 3m制限移動で下がってレッサーAにバーストショット。


パテット : シェラはどうせ範囲魔法ここで撃つのがマズいなら、いっそ物理で薙ぎ払ってもいいんじゃね?


サンディ : 2d6+10+2 命中力/テンペスト (2D6+10+2) > 6[2,4]+10+2 > 18


GM : 命中。


ジューグ : 姉ちゃんは魔法制御できるんだぜ!


サンディ : 姉自慢してる暇あったらなぐれーっ!


シェラルデナ : へーすごいじゃん! 私は制御できないから全部燃やしちゃうぞ。


サンディ : k30[11]+15 ダメージ KeyNo.30c[11]+15 > 2D:[6,4]=10 > 10+15 > 25


シェラルデナ : 薙ぎ払い、早速役に立ちそうだな!


サンディ : (ズドドン


シェラルデナ : キャッツアイとマッスルベア入れて、薙ぎ払いやるぞ!


シェラルデナ : 命中判定は一括みたいだな。


GM : ですね。


シェラルデナ : 2d6+12+1 ◆命中力判定:キャッツ有 (2D6+12+1) > 5[2,3]+12+1 > 18


GM : 全員命中。


シェラルデナ : k46+13+2-3@10 ◆ダメージ:マッスル有 KeyNo.46c[10]+12 > 2D:[6,1]=7 > 10+12 > 22


シェラルデナ : 軽減入れてるからな!


GM : レッサーA「ぎゃあっ!」


GM : レッサーオーガAは倒れた。


サンディ : 押せ押せぇーっ!


ケイト : ファイアーボールかエネボルか……


ジューグ : 姉ちゃんが初弾撃った方がよかったかも?


パテット : NPCに重要な役割を振るのはRPGとしてどうかと(メタ


サンディ : 期待ダメいくつかな。


シェラルデナ : まあ、純粋に火力計算が数分になるよな。


ケイト : 抵抗を抜けばちょうど16ダメージかな。


シェラルデナ : いいじゃないか! 大体の奴が範囲攻撃してるわけだしさ!



<GM実況>

ところが、ケイトの【ファイアーボール】行使がまさかの1ゾロ。

ジューグはジューグで出目3で外してしまう。




ジューグ : ……やっちまったぜ。


パテット : ここのダイスは呪われてるのか。


サンディ : ポンコツ姉弟か(コラ


シェラルデナ : そういってやるなよー。




GM : 1回裏。


パテット : いやポンコツなのはダイスだ。


RオーガB : うらあああ!


RオーガB : (ジューグを攻撃)


ジューグ : 2d6+8 回避力 (2D6+8) > 7[5,2]+8 > 15


ジューグ : (ひらり)


パテット : さて僕の呪歌はまだ有効なんだけど…何故魔法撃たなかったんだろう。


オーガ : リクエストに応えてやるぜ。


パテット : あ、気づいてなかっただけか;


オーガ : ……ちっ、魔法拡大/数がないか。


オーガ : 1d6 奇数ジューグ 偶数シェラ (1D6) > 6


パテット : ここまで近接すると敵も範囲魔法撃てないというね。


オーガ : 2d+8+1 ブラスト行使 (2D6+8+1) > 12[6,6]+8+1 > 21


パテット : 6ゾロ。


オーガ : 【ブラスト】標的は手前の女だ。


GM : この場合、接敵してるので魔法より直接殴った方がいいんじゃないかという説も。


パテット : 僕に撃ってきたらよかったんだけどうまくいかないなあ(呪歌で魔法云々は誘ってたつもり;


オーガ : k30[10]+8 KeyNo.30c[10]+8 > 2D:[5,3]=8 > 8+8 > 16


パテット : シェラを攻撃対象にするなら確かにねー。ジューグなら絶対魔法の方がいい。


シェラルデナ : 2d+7+(12/6) ◆精神抵抗力判定 (2D6+7+(12/6)) > 5[4,1]+7+(12/6) > 14


GM : では16魔法ダメージ食らってください。


シェラルデナ : ふぐっ




GM : 2回表。


パテット : では終律いきまーす。オーガでいいかな?


シェラルデナ : いいと思うぞ!


パテット : シュアパフォーマーを宣言、春の強風!


パテット : k20+7+(30/6)@13 終律:春の強風 KeyNo.20+12 > 2D:[6,2]=8 > 6+12 > 18


オーガ : ぐおおっ!


パテット : おお、割と効いたようで。因みに風属性魔法ダメージね。


ケイト : 挽回と行くか。【ファイアーボール】だ。


パテット : 次のターンも終律撃てるけど、できればこのターンで終わらせたいねえ。


ケイト : 2d6+11 真語魔法行使 (2D6+11) > 8[6,2]+11 > 19


サンディ : ダイスが腐らなければ問題ない。


ケイト : 抵抗は抜いた。


ケイト : k20[10]+11 ダメージ KeyNo.20c[10]+11 > 2D:[2,2]=4 > 2+11 > 13


ケイト : むう、振るわないな。13魔法ダメージだ。


パテット : いや十分。シェラ薙ぎ払えーw


サンディ : まあいいさ、当たればやれる!


シェラルデナ : やるぞ! 薙ぎ払い!


パテット : リソース削らないシェラが優先かなあとw


シェラルデナ : 2d6+7+(24/6)+1+1 ◆命中力判定:キャッツ有 (2D6+7+(24/6)+1+1) > 7[1,6]+7+(24/6)+1+1 > 20


GM : 命中。


シェラルデナ : k46+13+2-3@10 ◆ダメージ:マッスル有 KeyNo.46c[10]+12 > 2D:[3,5]=8 > 10+12 > 22


シェラルデナ : よいしょー!


オーガ : ぎゃああああ!!


サンディ : おおっと見事な輪切り。


パテット : 住宅地の真ん中で血の海が;


GM : シェラの一撃がオーガとレッサーオーガBをまとめてすっぱり!


GM : 戦闘に勝利しました。




GM : さて、どうしましょうか。


パテット : さて戦利品判定の前に、一曲どうだい?MPが回復する歌だよ。


ケイト : 私が助かる。


GM : 戦利品判定は3回ですね。


サンディ : 歌ってる間に私がやるわ。


GM : パテットサンディジューグでやるかな。


GM : 1部位10分でーす。


パテット : 手順がめんどいけどゲーム内時間では10分どころか1分もかからないさw


サンディ : アーハン


サンディ : 2d6+1 (2D6+1) > 10[5,5]+1 > 11


パテット : 2d6+7+(30/6)>=17 呪歌:トランス (2D6+7+(30/6)>=17) > 11[6,5]+7+(30/6) > 23 > 成功


シェラルデナ : 2d6 (2D6) > 4[3,1] > 4


ジューグ : 2d6+1 戦利品判定 (2D6+1) > 10[4,6]+1 > 11


パテット : こんなときにうまくいくなあ;


GM : では、サンディは1d6


パテット : で、楽素転換、鎮静(↓)に替える。


GM : シェラとジューグも1d6ですね。


ジューグ : 1d6 (1D6) > 1


ジューグ : ……うう。


パテット : さてこれからが本番、もう一度楽素転換して…


サンディ : 1d6 (1D6) > 1


サンディ : アーハン


サンディ : 腐ってるなこのダイスボット(


パテット : 2d6+7+(30/6)>=12 呪歌:サモンフィッシュ (2D6+7+(30/6)>=12) > 5[4,1]+7+(30/6) > 17 > 成功


パテット : これだけやってやっと準備完了。んじゃいっくよー


パテット : k20+7+(30/6)@13 終律:花の宴 KeyNo.20+12 > 2D:[2,2]=4 > 2+12 > 14


パテット : はい、ケイトとサンディと…シェラかな?14点MP回復だよ。


サンディ : 予備弾からガンベルトに再装填。


ジューグ : あ、シェラにキュアウーンズ。


パテット : これだけの回復が全くリソース消費せずにできるんだから呪歌さまさまだねw


ジューグ : 2d6+9 神聖魔法行使 (2D6+9) > 7[5,2]+9 > 16


ジューグ : k10[13]+9 回復量 KeyNo.10+9 > 2D:[3,6]=9 > 5+9 > 14


パテット : いや待ったジューグ、HP回復も呪歌できるぞw


ジューグ : それ事実上1回きりだろ。


パテット : まあ一時間以内に回復できなくなるのが嫌なら魔法や薬でもいいけど。


パテット : MP回復終律の華の宴に至っては一日一回きり…なんだけどこれだけ手間かかるからどうせ戦闘中にはできないんだよね。


ジューグ : おーい、シェラ(つんつん


シェラルデナ : ん!


シェラルデナ : 1d6 (1D6) > 6


パテット : でもHP回復の夏の生命は楽素転換できるようになった今、戦闘中に使える可能性が出て来た。温存しとこうか?


GM : 戦利品、合計480G。


ジューグ : 56まで回復すりゃ充分だ。


GM : ああ、それと。


GM : もう不要になりましたが、例の箱の鍵とグスタボの家の鍵を偽モリスが持っていました。


サンディ : よし、工場へ急ごう。


サンディ : 下手人はこいつかー


パテット : 輪切りだけどねー


シェラルデナ : よし、工場に急ぐぞ!




GM : 夕方18時。


サンディ : (どたどたどた


GM : 煉瓦工場をエインフォート兵が囲みます。


サンディ : 状況は?こっちはオーガ1体とレッサー2体を倒してきた。


パテット : さーて、敵さんはどれだけの準備を進めて来てたのか、最終回答だねえ。


GM : 工員「な、なんなんだ一体!?」


GM : 隊長「工員たちはすっかり面食らってるな」


パテット : ガサ入れだよ(違


サンディ : 一般工員もいるか、まあ当然か。


GM : 工員「だ、誰か説明してくれよー!」


GM : デデデン(※オンロ村の牧人が『』走らされたのは前回)


サンディ : ロリウェー


パテット : 君達は完全に包囲されているー故郷の両親は泣いているぞー(んなわけない


パテット : ♪かーさんはーよなべーをしてー(急に歌うよ


サンディ : 全員伏せて手を後ろに回せ!さもなくば死んでも文句は言えないぞ!


GM : 工員たちは大人しく従います。


パテット : ここで僕が行動阻害系の呪歌を習得してたら面白かったんだけどねえ…ヌーディとか。


サンディ : 兵士に縄で拘束するように催促する。


パテット : 注:SW2.5では呪歌【ヌーディ】はありません。


GM : 拘束します。


シェラルデナ : 蛮族はいそうか?


サンディ : あの3体だけどは思えないが…


ジューグ : あー……ライフォス神殿に神官を派遣してもらえばよかったな。


サンディ : 内部でトンネルを確認しよう。


パテット : …地下通路を辿ったほうがいいかもね。


シェラルデナ : 今からでも遅くは無いし、伝令出しておけばいいんじゃないか!


サンディ : それは別ルートで兵士を派遣してきてもらうしかないね。


GM : では、ライフォス神殿へ伝令を出します。


パテット : 悪い予想で吶喊してくると思ったけど、もうひとつの可能性があったよ。…そのまま逃げる。


GM : 工員「えぇ……トンネルのこと知ってんの?キルシュ様の密命なのに」


パテット : つまり外壁の向こうへスタコラサッサだぜと。蛮族の性格的に無いかなと思ったけど、どうかな?


GM : 工員「モリスさんが、キルシュ様の密命で万が一の時のための街壁外への抜け穴を掘るんだって」


サンディ : そのモリスはオーガだと言ったらどうする?


パテット : うん、知ってた(あっさり


GM : 工員「えええええ!?」


GM : 工員「あー……えっと、抜け穴の入り口はそこを曲がってあっちです」


シェラルデナ : まだ完成してないよな!


GM : 工員「はい」


サンディ : あとで水で沈めるか。


GM : トンネルの入り口は教えてもらえました。


パテット : 土で埋めた方が。


サンディ : 埋め戻す労力は水で沈めたほうがずっと少ないよ。


サンディ : さて、進もう。


シェラルデナ : いくぞー。


GM : では、トンネルの最奥部に着きます。


パテット : 水だと普通に泳いできそうな蛮族がいっぱいいそうでねえ…エルフとか(それ蛮族違う


パテット : 未完成ってことは照明は…(暗視なし


GM : ヒント:掘ってるのは人間。


ジューグ : 2d6+8+1 見識 (2D6+8+1) > 3[2,1]+8+1 > 12


ジューグ : 振るわねえなあ。


パテット : じゃ工事用の照明があるか。


パテット : 見識判定なら僕もできるよ。


ケイト : 2d6+9 セージ知識 (2D6+9) > 9[4,5]+9 > 18


パテット : 2d6+7+(18/6)+1 見識判定 (2D6+7+(18/6)+1) > 10[5,5]+7+(18/6)+1 > 21


パテット : なぜ非戦闘時に出目が走るんだろう(遠い目


ケイト : 確かに、未完成のようだな。


ケイト : この長さだと、街壁の下の目前まで来てたというところか。


サンディ : 危ないところだったね。


GM : 工場内の工員たちは、みなおとなしく拘束されました。


サンディ : 意外にも抵抗がない。こりゃあ、間違えたかな。


パテット : いや、単に首謀者が先に逃げただけかもよ。


GM : 工員によれば、偽モリス(オーガ)が現場監督だったようです。


サンディ : ということは、アレがトップなら…ここはその程度だったということか。


シェラルデナ : ということは、あとは商会だけか? 蛮族の脅威はこれで無力化できたって喜んでいいのか?


サンディ : ある程度の兵士を残して商会へ向かおう。


サンディ : 取引した高位のオーガってのがどうなのかわからないんだよねぇ。


パテット : これ以上の親玉がいるとなると…城壁の外でないのなら…商会かなあ;


GM : では、商会へ向かう途中。


GM : 伝令の兵士が走ってきます。


サンディ : うわ嫌な予感。


GM : 兵士「に、逃げられました!黒いもやをたくさん出されて……」


ジューグ : 2d6+8 魔物知識 (2D6+8) > 7[3,4]+8 > 15


ジューグ : なるほど、ガストか。


ジューグ : ドレイクがよく使う魔法生物だな。


サンディ : ガストかなと思ったらガストだった。


サンディ : 逃げたと行っても、消えたわけじゃないんだろう?


パテット : まあ普通に考えて外壁のほうに向かいそうだなあ。


GM : 兵士「や、やつらは門のほうへ」


シェラルデナ : 追うぞ!


パテット : 門だった(


GM : では、追いますと。


GM : 門の守備兵と黒いもやや傭兵が戦っているところ。


GM : エドモンド「ちいっ!もう来たか」


サンディ : 工場から連れてきた兵士も戦線合流だね。


GM : エドモンド「アベリ!来ているんだろう!!」


GM : ???「そりゃー、来てるけどね……」


サンディ : そいつが内通先のオーガの名前か、だがお前にもう利用価値はないだろう!


GM : エドモンド「こうなったのはお前のところのレッサーオーガのミスだろう!どうしてくれる!!」


パテット : これ仲間割れしそうな流れや。


GM : アベリ「うん、まあその点は認めよう」


GM : 通行人に扮していた上位オーガが姿を現します。


サンディ : でたな!


GM : アベリ「初めまして諸君。僕がシトラス七騎が一騎“操騎”アベリ・バハリだ」


サンディ : でたなゲッタードラゴ●!(ゲッ●ーロボアーク完)


シェラルデナ : 初めまして! よほど自信があるみたいだが、シーロフより強いんだろうな!


GM : アベリ「さあ、それはどうかなあ?」


GM : アベリ「まあ、今回はアイサツだけでおさらばすることにしよう」


GM : アベリはゴーレムとガストをばらまき、門から逃走します。


GM : というとこで次回ボス戦。


シェラルデナ : あ、ちょ、逃げるな!


サンディ : とりあえず市内に潜伏してたオーガはあの3体だけだったんだろうか(


GM : その辺は、ボス戦クリア後ですね。


ジューグ : ペネ入れてっと。


ジューグ : 2d6+8+2 魔物知識 (2D6+8+2) > 7[6,1]+8+2 > 17


ジューグ : 2d6+8 魔物知識 (2D6+8) > 9[6,3]+8 > 17


ジューグ : ゴーレムはブラスウィング、強化アイテムマシマシ、かけら10個入り。それとガストビショップが4体。


GM : 先制目標値は15。


サンディ : 2d6+9 先制力 (2D6+9) > 8[5,3]+9 > 17


GM : おっけい。


シェラルデナ : 今回は余裕だったな!


サンディ : そんなに事故らないでしょ(目をそらす


GM : 他の傭兵とかガストは兵士と戦闘中です。


パテット : ボス戦が魔法生物だらけは意外だった(


パテット : 呪歌効かないんじゃと思ったけど別に敵に有効な呪歌持ってなかった(ぇ


パテット : 終律は普通に魔法生物にもアンデッドにも効くしねえ。


パテット : じゃ今夜はこれでー



===再開===



GM : さて。


サンディ : ガスト軍団をまず飛ばさないことにはね


パテット : はいはい、とりあえず呪歌からいくよー


パテット : 2d6+7+(30/6)>=17 呪歌:トランス (2D6+7+(30/6)>=17) > 11[5,6]+7+(30/6) > 23 > 成功


パテット : おー、今度はうまくいったね。次のターンお楽しみに!


パテット : で、このターンは行使判定ボーナスがついただけ。後宜しく


シェラルデナ : まずは範囲攻撃か。


サンディ : ターゲットサイト、ショットガンバレット!




<GM実況>

ガストビショップ4体をサンディのショットガンバレット、シェラとケイトのファイアーボールで削ります。

ケイトは行使の出目はよかったのに肝心の威力が振るわず。




パテット : やはり火力があれだねえ…まあ1ターンで敵前衛をぶっ飛ばす方がおかしいっちゃおかしいんだけどw


ジューグ : ビートルスキン入れて突っ込む。


ジューグ : 2d6+8 命中力/バスタードソード (2D6+8) > 7[3,4]+8 > 15


ジューグ : 避けられたか。


パテット : またジューグが自分から袋叩きにされに行ってる(ぇ


ジューグ : それが俺の仕事だ。


シェラルデナ : 私も追いかけるからな!




GM : 1回裏。


サンディ : お姉ちゃんにいいとこ見せてみなよ~(ボルトアクション


パテット : 僕も次のターンは暴れるぞ、終律が(


ブラスウィング : (後衛に向け火炎のブレスを吐く)


ブラスウィング : 2d6+8  火炎のブレス (2D6+8) > 7[2,5]+8 > 15


GM : 生命抵抗目標値15!


ケイト : 2d6+10 生命抵抗力 (2D6+10) > 5[3,2]+10 > 15


シェラルデナ : 3m前進した私も含まれるか?


GM : 半径3mですから。


サンディ : 2d6+8 生命抵抗力 (2D6+8) > 11[5,6]+8 > 19


パテット : サバイバリビリティを宣言するよ。はい自動成功(




<GM実況>

んー、これ後で気付いたんですが街壁の門の前って自然環境かなぁ……?

ともあれ、みんな抵抗成功したので半減して7魔法ダメージ。

例によってガストビショップに集中攻撃されるジュー坊。

1回だけかわして合計17ダメージ。


パテット : 魔物データのダメージにファンブルが無いのがくやしい。




GM : 2回表。


パテット : さーて、僕の攻撃だね。ブラスウィングにも攻撃届くけど、どうする?


シェラルデナ : んー、私の攻撃が上手くいけば3体は落とせるけど。


シェラルデナ : 逆に1回で4体落とせるなら、私は一気に奥までいけるぞ。


パテット : 一応GMに聞くけど、ガストやジューグでブラスウィングが遮蔽されてないかい?もしそうなら僕の終律はブラスウィングに届かない。


パテット : 終律の発動条件は呪歌の条件に加えて対象が見える事、だからね。


GM : 物理的に見えてるかどうか?なら見えてます。




<GM実況>

というわけで、先にパテットがボスのブラスウィングとガストビショップ1体に終律を撃ち、ビショップ1体を葬ります。

ところが……




シェラルデナ : じゃ! 加勢するぞ!


シェラルデナ : キャッツ、マッスルで、ガスト3体に薙ぎ払いだ!


シェラルデナ : 2d6+7+(24/6)+1+1 ◆命中力判定:キャッツ有 (2D6+7+(24/6)+1+1) > 2[1,1]+7+(24/6)+1+1 > 15 ←1ゾロ


シェラルデナ : ん!!!!!


サンディ : 変転あるじゃろ。


シェラルデナ : そうだった!


シェラルデナ : 運命変転!!!!


GM : では命中。


パテット : ♪にーんげんっていいなー(急に歌うよ


シェラルデナ : k46+13-3@10 ◆ダメージ KeyNo.46c[10]+10 > 2D:[1,1]=2 > ** > 自動的失敗 ←!!!!


シェラルデナ : は?


GM : オオウ


シェラルデナ : なんでだよー!!!


パテット : 皆の心がひとつに(


GM : 2回連続1ゾロとは……。


サンディ : ちょっとこれは腐ってるって程度を超えてるなぁ・・・


シェラルデナ : 暇なときに数えてみるさ……ははは


パテット : かと言って良い出目もないわけではないからダイスのせいにもできないんだよねえ


シェラルデナ : (空振り!)


パテット : いやあ、これは誰かが何とかしてくれるって想定で戦闘しない方が良いかもしれない;今度から素直に手前から順に倒そう。




<GM実況>

というか、この場合は別にシェラが先に動いてもよかったような……

皮算用はやめましょう(戒め)




サンディ : ケイト、弟くんが袋叩きされる前に助けてやって。


ケイト : 念のため3m移動。


ケイト : 2d6+11 真語魔法行使 (2D6+11) > 9[6,3]+11 > 20


GM : 抵抗できず。


ケイト : k20[10]+11 ダメージ KeyNo.20c[10]+11 > 2D:[2,1]=3 > 1+11 > 12


ケイト : ううむ。




<GM実況>

行使の出目がいいのに、なぜかダメージの出目が悪くなる姉ちゃん。

妖怪2タリナイの悪夢です。




サンディ : うーんこれは…まずい…


パテット : まあ生死判定さえ乗り切ったらアウェイクポーションあるから(フラグ


サンディ : ジューグ!同時に潰す手段が無いなら私も狙うぞ!


ジューグ : 自分回復するか、フォース拡大するかってとこだな。


サンディ : こいつら回避固定値17だから私も厳しいんだよな…


パテット : 次のターンは僕もモラル歌うよー(遅い


ジューグ : 一応、期待値なら6ダメージ×3。


パテット : 常にファンブルを想定しながら戦うなんて初めてだねえ。


シェラルデナ : 自己申告はそれはそれで各サイコロで片寄るからなー


GM :


サンディ : 障害物のないフラットなダイスロールだからね。


サンディ : 自宅振りは大体どこかに引っかかったり投げ方で偏りが出る(


パテット : 正直中の人は普段からダイスが荒ぶってるからあんまり違和感無い(ぇ


サンディ : で、正直私も出目がちょっと7以上出ないと弾が当たらないので、


サンディ : 割とジューグの魔法に期待するところではある。


サンディ : 普通にレベル上だしこいつら!


パテット : そりゃボス戦だしねえ。


ジューグ : フォース拡大でいいか?


パテット : 本来ボス戦は支援受けながら戦うことが前提なんだよ…あ、ジューグはフォース拡大でおっけー


シェラルデナ : うう、まさか本当に空振りするとは思わなかった……


パテット : それは皆思ってた;


ジューグ : 3点魔一個割って拡大フォース。


<シークレットダイス発動>


ジューグ : こんなときに2回転するんじゃねえよ!!


GM : ともあれ、雑魚は一掃。


パテット : 割とよくある。


サンディ : よし、じゃあブラスウィングだな…


シェラルデナ : 絶対あいつやっつけるからな! 分からせてやるからな!!!!


パテット : シェラが言うとくっころフラグが立つからやめろ。


サンディ : データがわかんない(


GM : 回避力は7(14) ただし、胴体によって飛翔がついてます。


GM : 近接だからサンディには関係ないか>飛翔


GM : あと、刃武器からクリティカルを受けません。


パテット : ボスだからダイス振るのかなー


サンディ : コア部位ある?


シェラルデナ : あー、魔法の武器化にしないとなー


GM : コア部位はないです。


サンディ : じゃあショットガンで部位まとめてやるか。




<GM実況>

サンディのショットガンがいい感じにHPを削り、2回裏へ。

ブラスウィングは前衛に近接して頭部でシェラを攻撃、胴体でジューグを渾身攻撃します。

アイテムで強化されているにもかかわらず元がショボいのでジューグに8ダメージしか与えず。


3回表、パテットが呪歌モラルを歌い、シェラが頭部を攻撃。




GM : 19ダメージ。


シェラルデナ : 手応え全然ないぞ!!!


ジューグ : 俺は回復に専念した方が良さそうだな。


パテット : 全然ない手ごたえで20打撃点以上かw


パテット : だね、次のターン、僕は終律撃てる。この裏のターンを乗り切ったら勝てる!


サンディ : ケイトが魔法かけてー


サンディ : 私がバースト撃つ。




<GM実況>

ところが、ダイスボット先輩の嫌がらせは続き、頭部1タリナイの悪夢。

やむなくサンディが頭部を破壊します。

ジューグは自身とシェラにキュアウーンズ。


3回裏、首なしゴーレムと化したブラスウィングはシェラに渾身攻撃しますが、抵抗はここまで。




GM : 4回表。


サンディ : さー止めだ!


シェラルデナ : 私がやる!


パテット : 僕もやるぞー


パテット : k20+7+(30/6)@13 終律:春の強風 KeyNo.20+12 > 2D:[4,1]=5 > 3+12 > 15


パテット : とりあえず半減しといたw


シェラルデナ : 魔力撃! キャッツ、マッスル!


パテット : あ、今のでモラルの効果消えたから(


シェラルデナ : 2d6+7+(24/6)+1+1 ◆命中力判定:キャッツ有 (2D6+7+(24/6)+1+1) > 8[3,5]+7+(24/6)+1+1 > 21


ブラスウィング : 2d6+3 胴回避(渾身後) (2D6+3) > 7[6,1]+3 > 10


ブラスウィング : (命中)


シェラルデナ : k46+13+6+(9/6) ◆ダメージ:魔力撃 KeyNo.46c[10]+20 > 2D:[5,1]=6 > 9+20 > 29


ブラスウィング : (ばきーん!)


シェラルデナ : おりゃああああー!


GM : ブラスウィングは砕け散った!


シェラルデナ : ふん! 二度と逆らうんじゃないぞ!!!!


パテット : こっそり楽素転換、そして終律で回復(


GM : 戦闘終了!


パテット : k30+7+(30/6)@13 終律:夏の生命 KeyNo.30+12 > 2D:[5,3]=8 > 8+12 > 20


パテット : シェラ、HP20点回復しといた。


シェラルデナ : ありがと!


パテット : 薬草使うよりずっと早いからねえ。


GM : 他の傭兵やダストも倒されました。


GM : エドモンド「ぐぬっ……」


サンディ : さあおとなしくしろ。


シェラルデナ : さてこの街での生き方、分かってるんだろうな。


パテット : そしておとなしく戦利品判定されろ(


シェラルデナ : ちゃんと裁かれろよー


GM : エドモンド「……ふん、私のように裁けるだろうよ」


サンディ : (ロープに輪っか作ってる)


パテット : そりゃそうだ、蛮族に与するかどうか関係なく欲や恨みで他人に迷惑かけるから裁かれるんでしょ…え、違うの(


ケイト : 「ふむ……」


サンディ : 蛮族じゃなくても普通に内通は重罪だからね?


ジューグ : 敵より憎い裏切り者、って言うからな。


GM : エドモンドや傭兵たちは拘束され、引っ立てられていきました。


パテット : これで一件落着なのかな?


ケイト : ひとまずは、な。


パテット : 個人的にはトマ君の将来が気になるっちゃなるけど、まあ基本的には他人事だし。


シェラルデナ : 一生懸命、神殿で勉強して自分の将来を考えられる人になるといいな!


GM : では次回、エピローグですね。


パテット : はーい、ではまた明日ー



(つづく)

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