第41話 閑話 部活①

 ネタが切れてきたのでここらで閑話を。オリンピックネタに乗っかりますよ。


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 今日は日曜だけど部活の日!


 授業があったら俺もやさぐれてたけど部活だったらOKです!


 なんとね!今日は試しに弓をうたせてくれるんだって!ワクワクしちゃうよね!筋トレを少ししてから、試しに弓です!


 楽しみだなぁ!



 ***



「おはよ~う。」


「あ、加賀屋先輩、おはよおうございます。」


 加賀屋先輩というのは高校3年生のアーチェリー部の先輩だ。特に強い選手という訳でもない(加賀屋先輩本人から引用)らしいが明朗な先輩で尊敬できる先輩なのは確かだ。加賀屋勝也かがやかつや、高校三年生で文系クラス、〇〇大学の法学部を目指している、是非頑張ってほしい。


「先輩、」


「ん、なんや」


「今日ってやっと射てるんですよね?」


「そうだったな!じゃあまずは軽めの弓を持ってくるわ、弓を引く筋肉は、弓を引くことでした鍛えられないからね。」


「はぇ~~、そうなんですか。腕立て伏せとかでもダメなんですか?」


「腕立て伏せが効果なしっていうわけではないけど、弓を引くのが一番効くね。」


「なるほど、頑張ります!」


「けど、最初に筋トレメニュー3セットやってからやろうか、シャドウ(弓を引く時の体の基本型、射型ともいう。)の手順は知ってる?」


「それは鈴木先輩に教わりました。」


「じゃあ筋トレだけやってしまおうか。」


「はい!」




 ***


 いつものメニューの筋トレが終わった、普段ならこの先に体幹トレーニングとか持久走を少しやったりするんだよ。けど今日に限っては!待ちに待った……!








ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 最近学校が猛烈に忙しくて更新が出来ませんでした。とりあえず短いやつを。まことにもうしわけない。更新しなきゃな~っと思いながら日々を過ごしていたらオリンピックが始まりまして。

 アーチェリー観ましたか?

 混合団体は残念でしたね、けどコロンビアの女子選手が美人だって話題になっていました。これについてお笑い芸人のダイ〇ンの津田がツイートしてて少し引きました。津田だったから引きました。

 女子団体は惜しかったですね。日本の調子が悪かった訳じゃないですけど相手国の調子が良すぎた。

 男子団体は凄かったですね!銅メダル獲得おめでとうございます!あれ結構ニュースになってましたよね。実は結構凄い戦いだったんですよ。

 まず凄いのは延長戦での戦いだということ。アーチェリーは精神がとても影響する競技です。少しでも動揺していたりすると狙いからはずれてしまいます。ましてやオリンピック基準の70mともなると少しのズレは大きなズレに変わります。それを延長戦という緊張の場で成功させたこと。

 そして日本人選手の最後の一本が満点を獲らないと負けが確定するということ。こんなの凄く緊張しますよね、ましてや“団体”です。仲間の意思も背負っているという訳です。

 そしてもう一つ、これが肝です!

 満点である10点のさらに内側の円である“X”に入れたということ!アーチェリーのルールを説明しますと、「同じ点数だった場合、Xの数で順位を決める」です。Xを数字にすると10なんですけど、相手と同点だった場合Xは10じゃなくなるのです。Xが多い方が勝つ。

 そして武藤選手はXまさに神業ですね。


 アーチェリー上手くなりてぇ!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る