応援コメント

3-2 日常に入った亀裂と決意」への応援コメント

  • 今回のお話もとても楽しく読ませていただきました。


    ベルムシオンさん本人から語られる襲撃の様子が緊迫感に満ちていて、読んでいて思わず手に汗握ってしまいました。

    大きな牙で剣を噛み砕かれ、胸に衝撃を受けて弾き飛ばされ……最初に襲ってきた存在のことをはっきりとは見ていないというのも納得で。
    情報が断片的になっているのも、それだけ……それこそ意識を飛ばされてしまうほどの威力だったんだろうなというのが想像できてとても好きです。

    そして、そんな中でも、相手が空から突進してきたということ、そのことから翼を持っているだろうという想像ができること。
    また、襲撃を受けた後、反撃に転ずるのではなくすぐに森の中に逃げ込んだところも、ベルムシオンさんの戦士としての知性の高さが感じられてワクワクしました。

    結果的には森の中でルボワウォルフの群れに見つかってしまいましたが、まず森に逃げ込むという判断がなければ、ミレルカさんが発見する前に命を落としてしまっていたかもしれないわけで……

    ベルムシオンさんが森に逃げ込んだのは「ちょっと身を潜めるだけのつもりだった」ということですが、翼も持つ生き物にとって森の木々は移動に大きな妨げになるでしょうし、
    魔獣が翼を持っているだろうということをはっきり自覚したのは目覚めてからかもしれませんが、無意識下で「翼を持っている=森の中に隠れれば追ってこられないかも」とベルムシオンさんが判断したのかな……とも思えて、ますますベルムシオンさんのことが好きになりました。


    ベルムシオンさんと話す中で、ミレルカさんの中に浮かんだという疑問が気になりました。
    おそらく魔獣についてだろうと思いますが、一体どんな疑問なのだろうと想像しつつ、次回を読ませていただきたいと思います。

    今回のお話も読むことでできてほんとうに良かったです。
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    お返事が遅くなってしまい、申し訳ありません。
    今回も嬉しいコメントをありがとうございます。

    襲撃を受けた一瞬の記憶をどう描写するかは、結構悩んだポイントの一つでもあります。
    なので、緊迫感に満ちているという感想がとても嬉しかったです。
    ベルムシオンにも好意的な印象を抱いてくださったようで、とてもありがたく思っています。

    ミレルカが抱いた疑問には次回で触れておりますので、また次回もお時間に余裕があるときにでもお楽しみいただけたら幸いです。
    こちらこそ、ありがとうございました。