楓の恋の予感

色彩ベルるん

第1話 出会い

俺の名前は、永井 雅人(ながい まさと)。

どこにでも居るサラリーマンである。


俺の唯一の楽しみは、行きつけの喫茶店で、美味しい珈琲を飲む事である。


カランコロン


----お客様ご来店----


マスター「いらっしゃい。」


俺は、つい、見とれてしまった。


黒髪ロングの肌が真っ白な可愛い女の子!


女の子「あのぉー、ここ初めてなんですけど。」


マスター「はいこれ、好きな物選んで。」


マスターは女の子にメニューをわたした。


女の子「あっ、ありがとうございます!それじゃあ、トーストと暖かいブラックコーヒーください!」


マスター「はいよ。」


俺は、少し戸惑っていた。

何故かと言うと、その子は、俺の向かいのマンションに住んでいる子だったからだ!

彼女は、星を見るのが好きみたいで、夜になると、

ベランダから星空を眺めている。


雅人(はーはー!キタ━(゚∀゚)━!)


俺は、それを見ているのが、毎日の幸せな時間だった。もちろん、彼女は、俺の事なんて知らない。


ただの、ストーカーみたいに見えるかもしれないが、そういう事ではない。


ただ、星を見上げる彼女を、見ている事が幸せなだけである。


彼女に見とれてしまい、つい、手でコーヒーを倒してしまった。


雅人「あっ、やべぇ!」


それを見て、唐突に彼女が駆け寄ってきた。


女の子「大丈夫ですか?!ハンカチ貸しますんで、拭いてください!」


雅人(おいおい、この状況ヤバし!!)


彼女は、ポケットからハンカチを出して、俺に渡してきた。


雅人「あっ、ありがとうございます。」


マスター「お客様、すぐに片付けるから、大丈夫ですよ。」


こんな感じで、俺は彼女と出会ってしまった。


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