1i やっぱりお排泄物はお排泄物でしたの!


私はあのお排泄物神がいる空間に戻ってきていた。


パチパチ

「おめでとう!君のお陰で世界は救われた。」

お排泄物のお出迎えだ。


「こんなの異世界転生じゃ無いですの。

※アンシャントロマンをプレイしてた方がまだマシですの!」

※クソゲー


「お前が言ったんだろ。『異世界に転生して世界を救う英雄になりたい』って。俺はその願いを叶えているんだ。」


「私が望んだのは仲間と絆を紡ぎ、共に苦難を乗り越えて、巨悪を倒し、最高の幸せを手に入れることですの!」


仲間と絆を紡ぎ、共に(自力で)苦難を乗り越えて、巨悪を倒し、最高の幸せ(終わらない転移)を手に入れる。ちゃんと要望に応えてているじゃないか?」


「全然違うですの!」

「そんなんだから私にどつかれただけで

能力を奪わるですのよ!」


「半分は当たってるな…耳が痛い。」


「全部ですの!」


「とにかく、お前は400文字以内に異世界を

救え。そうすれば数多の並行世界は救われ、僕の神格もうなぎのぼりだ。つまりwinwinの関係ってやつだな。」


「I am LOSER ですの!400文字以内という

制約は必要ないですの。ロスタイムのその奥へぶち込みたいですわ。」


「話は以上だ。次の世界へ行け!」


シュイン

私の足元に転移陣が現れた。


「戻ってきた暁にはメレンゲの如くかき混ぜて差し上げますわ!お覚悟…」

シュン…


「精々足掻きな。クソ野郎…」

fg○のネモにそっくりな容姿からは想像もつかない言葉が彼から飛び出した。

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