4月 歓喜の歌が響くとき

 四月ともなると、北海道にも春の足音が聞こえてくる。

 支笏湖は湖水開きを終え、道路からもあれだけのさばっていた雪が消えている。そのあとに残る砂埃には閉口するものの、道端に福寿草やふきのとうでも見つけるとやっぱり嬉しいものさ。

 北国は冬が長いだけに春の訪れが待ち遠しいものだけど、卒業式に桜が間に合わないのが残念だね。


 下旬になって、函館あたりまで桜前線が押し寄せてきた頃だ。


「お凛さん、これ何かわかります?」


 尊がいたずらっ子のような声で上生菓子を差し出した。


「おや、これは……」


 思わず唸ってしまった。目の前にあるのは白と黄色のぼかしが入った紫の煉り切りを細工した上生菓子だ。

 『あの花だな』とは思うが、尊の出した問題は……。


「アヤメかショウブかカキツバタか……ってことだね?」


 これは布巾で絞ってヘラを入れたんだろうか。雨森堂の職人さんも手がこんでいるね。そう感嘆していると、尊は私が懸命に答えを考えていると思ったらしい。


「お凛さんも迷うことがあるんですね」


 やたらと勝ち誇っているのは何故だろう。思わず苦笑して、即答してやった。


「アヤメだろ?」


「なんだ、正解です。違いがわかるんですか?」


「だてに長く生きてないよ」


 ふんと鼻で笑ったものの、なんてことはない。雨森堂は毎年この時期にアヤメの上生菓子を出すんだよ。だが、尊は去年の暮れから雨森堂に通いだしたから知らないんだろう。

 それに、こう見えて私だって花を愛でることもある。


「簡単に言うと、アヤメは乾いたところに咲いているやつだよ。ショウブは群れずに咲く。カキツバタは湿地に咲くんだが、ショウブと違うのは葉に白い筋がないんだ」


「へぇ、詳しいですね」


「死んだ旦那の受け売りさね。北海道の見頃は六月か七月だったかな。でも、本州はもっと早く咲くんだ。よくカメラを片手にあちこち観にいったよ」


 他界して久しい旦那は植物が好きだった。放っておくといつまでも家にこもってバイオリンを弾き続ける私の手をとり、よく外に花を観に連れ出してくれたものさ。

 その旦那が好きだったウイスキーが『メーカーズマーク』だ。そう、それが私のいつもの酒でもある。赤い封蝋が施されたボトルなんだが、その封蝋というのは職人が手作業でしている。だから、一つとしてまったく同じボトルはないんだ。そこが気に入っていてね。

 もっとも、最初は琥珀亭の創業者である先代オーナーにすすめられたんだ。それ以来、私は何十年もメーカーズマークをキープボトルにしている。


 この琥珀亭の常連には、私のようにずっと同じ酒ばかり飲む連中も多い。その中の一人に、近所の古本屋の主人がいる。名を片桐といって、つるりと丸い頬をした陽気な男だ。

 私がアヤメの上生菓子を食べ終えた頃、琥珀亭の呼び鈴を鳴らして入ってきたのは、その片桐だった。


「いらっしゃいませ。……あら、仁志さんも!」


 真輝が嬉しそうな声を上げた。見ると、片桐の後ろに、彼のひとり息子である仁志の姿があった。


「久しぶりだね、仁志」


 隣に座った息子に声をかけると、彼は茶色のセルフレームのメガネを指で上げながらゆっくり頭を下げた。彼はあまり外では飲まない男なのにね。珍しいこともあるもんだ。


「お久しぶりです。お凛さん、元気そうでなによりです」


 最後に仁志に会ったのは彼が結婚した直後だろう。だが、それも五年前になる。あの頃はひょろっとしていて、こんなんで家庭を持って大丈夫かと思ったが、今夜の彼は落ち着いた物腰をしていた。

 ずいぶんと立派になったとしみじみする。こういうとき、そりゃ自分も歳をとるわけだと実感する。


「お凛ちゃん、聞いてくれよ」


 息子の隣に座った片桐は、おしぼりで手を拭きながら、とろけそうな顔をしている。


「その顔だと、聞きたくないって言っても聞かせるんだろう? なんだい、宝くじでも当たったかい」


「そんなことよりすごいことさ。俺に孫ができるんだ!」


 その瞬間、琥珀亭に華が咲いたような空気が流れた。


「へぇ! そいつはおめでとう!」


「片桐さん、おめでとうございます!」


 尊や真輝、そして私の声に、二人とも照れくさそうに頭をかいた。親子で同じクセがあるのに、思わず笑ってしまった。


「片桐さんもおじいちゃんになるんですね」


 片桐のキープボトル『オールドパー』を出しながらマスターの尊が笑う。


「いやぁ、おじいちゃんかぁ。参っちゃうなぁ」


 煮すぎたジャガイモよりもとろとろの顔をしている。その傍らで、仁志は真輝に『ジントニック』をオーダーした。


「そうか、結婚して五年目か。それは奥さんもさぞかし喜んでるだろうね」


「えぇ。そうなんです」


 しみじみ言う私に、仁志はぼそりと呟いた。


「なかなか子どもができなくて、うちのかみさんも悩んでましたから」


 真輝がジントニックをコースターに乗せるのにあわせ、尊がオールドパーのロックをカウンターに乗せた。


「今日はみんな飲んでくれ。俺のおごりだ」


 上機嫌な片桐の音頭で、祝杯が交わされた。グラスの鳴る音が心地いい。こういう夜は本当に素晴らしいよ。


 手にしたジントニックをコースターに戻しながら、仁志が片桐に静かに言った。


「親父、今日はさ、礼を言いたくて」


「なんだ? 礼なら俺のほうが言いたいぞ。孫の顔が見られるんだからな」


「うん、それなんだけどさ。親父もお袋も、本当はもっと早くに孫の顔が見たかったろう? ……特にお袋はさ」


 仁志の母、つまり片桐の妻は唄子さんという名だ。気さくで、器の大きな人だったと思う。確か、仁志が結婚して一年後に病気で亡くなっているはずだ。


「かみさんがさ、気にしてたんだ。お袋に孫の顔を見せてやりたかったって」


「それは仕方ないだろう。お前たちが結婚したときには、もう発病していたんだし」


 片桐が戸惑った顔でグラスを置いた。だが、仁志は肩をすくめる。


「まぁ、お袋が入院しているときもだけど、親父はこの五年間さ、一度も『孫はまだか』って言わなかったよな」


「あぁ、まぁな」


「かみさんにとっては、それがすごく有り難かったんだってさ。俺からあいつに代わって礼を言うよ。ありがとな」


 仁志が眉尻を下げ、ジントニックのグラスを両手で包み込んだ。


「親父には黙ってたけど、一時期、あいつ情緒不安定だったんだよ。ほら、あいつ相談薬局で仕事してるだろ?」


 彼の妻が薬剤師だと思い出しながら、私も耳を傾けた。


「お客は地元の顔見知りばかりだから、『赤ちゃんは?』とか『お子さんはまだ?』とか訊かれることが多くて」


 そういうことを訊いてしまう人はいつの時代もいるものだと、苦々しい気持ちになった。


「そのたびに苦しんでたんだよ。一時期は家でわぁわぁ泣いて喚き散らして、それがもう、見てて痛々しいくらいでさ」


 まぁ、想像はできる。思わず頷いてしまった。

 客からすれば、世間話のつもりか、可愛い赤ん坊が見たい気持ちからかもしれないがね。

 それが親切心からの人もいれば、結婚したら子供ができるのが当然と信じてやまない人もいるし、厄介なのは何にも考えずに口にしてしまう人もいるってことさ。

 子どもが欲しくてもできない女性にすれば心がえぐれるような気持ちにもなるだろう。まして、身内でもあるまいし。

 誰もが結婚したらそのうち子どもができて幸せになれるものかい? そんなわけがないから、子どもは奇跡なんだ。だからこそ、幸せは儚いながら、輝かしいものなのさ。

 私がそんなことを言うと、仁志も頷いた。


「あいつも同じようなこと言ってました。『身内でもないのに、ズカズカ心に入り込んで無神経すぎる』って」


 そして、深いため息を漏らす。


「そういうことを言ってくる人の目が、まるでワイドショーを観る目に見えたんだそうです。お客にしたら何気ない世間話でも、かみさんには好奇心というか、野次馬根性に映ったようで」


「そうだったのか」


 片桐は丸い鼻をすする。


「ずいぶんと苦しんでたんだなぁ」


「うん。だから、親父たちが何も言わなかったのが本当に救いだったらしいんだ。あいつ、いつも『有り難い』って泣いてたよ」


「仁志、礼なら唄子に言うんだなぁ」


「お袋に?」


 きょとんとする仁志に、彼が目を細める。


「嫁さんに絶対『子どもはまだか』って訊いちゃならんって言ったのは、唄子だ。唄子も子どもがしばらくできなかったんだよ」


 片桐がカウンターの向こうを見やった。どこか遠くを見るように。


「お前の嫁さんと同じように苦しい時期もあったんだ。だから、お前たちが結婚したときに、俺はあいつからそう言われたんだよ」


「そうだったのか」


 仁志が俯いて、感慨深そうに呟いた。


「実は正直に言うと、俺は早く孫の顔を唄子に見せてやりたかった。死ぬ前に一度でもって」


 しんみりと、片桐がウイスキーで唇を湿らせる。


「唄子はそれがわかってたんだなぁ。思わず口にしたときに、『私と同じ苦しみを嫁さんに与えるのか』ってえらい剣幕で叱られてなぁ」


「……そうか」


 仁志の声がカウンターに浮かんで消える。

 私は在りし日の唄子さんを思い出した。私がバイオリン教室を開いてからの付き合いだが、朗らかで気持ちのいい人だった。いかにも彼女らしい話だと私はしんみりしてしまった。


「ところで、名前は決めたのか?」


 片桐がしんみりした空気を打ち破るように明るく言った。


「親父、気が早いなぁ」


 仁志は呆れたように笑ったが、こう言った。


「かみさんとは、家族の誰かから一字もらおうかって話してるけど」


「なんだい、仁志。親父には『気が早い』なんて言っておきながら、自分も気が早いじゃないか」


 私がからかうと、仁志が照れたようにまた頭をかいた。快活に笑う片桐がこっちに話を振ってきた。


「お凛ちゃんの孫は、どうして『大地』になったんだい?」


「さぁ。私は決まったあとに報告されたからね。夫婦で決めたことだから口出ししなかったんだ。まぁ、いい名前だと思ったしね」


「お凛ちゃんらしいや」


 苦笑いの片桐に、仁志が問う。


「親父はつけたい名前あるのか?」


「俺か? うん、そうだなぁ」


 片桐はちょっとはにかみながら、もじもじした。そして、噛み締めるようにゆっくりと一つの名前を口にした。


「響」


 そう言うと、彼はうっとりとした顔つきになった。


「音が響くって書いて、ヒビキがいいなぁ。そしたら俺、『オールドパー』やめて『響』を毎晩飲むよ」


「え?」


 仁志が眉間にしわを寄せる。


「なんだ、ウイスキーの名前かよ。やっと授かった孫に酒の名前をつけるのか?」


 『響』は日本が誇るブレンデッドウイスキーだ。香り高く、繊細でかつ芳醇な味にファンも多い。


「いくら親父が酒好きだからっていってもそれはないだろう」


 ムッとした表情を隠さない仁志に、片桐が慌てて弁解した。


「違う、違う。すまん、言い方が悪かった! 酒の『響』からとったんじゃない」


「じゃあ、なんだよ?」


 仁志が口を尖らすと、片桐はやや照れたように呟いた。


「お前が『孫ができたぞ』って言ってくれたときなぁ、俺の頭にその言葉が、こう……なんていうか……鐘みたいに響いたんだ。まるで天使が鐘を鳴らす響きが木霊してるみたいで、あの感動が忘れられなくてな」


 この親父は古本屋で小説ばかり読んでいるせいか、見かけによらずロマンチストだ。飼い猫にアレクサンドロス三世なんて大層な名前をつけたり、プラネタリウムに行くのが趣味だったりするんだ。

 私は思わずにやりとしてしまう。


「なるほど、それなら男の子でも女の子でもよさそうだ」


 不機嫌になっていた仁志も、笑顔を取り戻している。


「親父、相変わらずだな」


 そう言うと、今度は腕組を始めた。


「響かぁ。片桐響……字画はどうかなぁ?」


 仁志が難しい顔をしているのに、思わず笑ってしまった。


「字画なんて気にしてたらキリがないよ」


「そうでしょうか? でも、やっぱりねぇ」


「もし女の子なら嫁に行けば苗字も変わるじゃないか」


「嫁か……嫌だな」


 私の言葉を耳にして本気で顔をしかめる仁志に、思わず笑ってしまった。


「気が早いのは親父ゆずりだね。私も響に一票だ。片桐の親父が『響』を飲むのも賛成だね」


 私は片桐の肩をもった。仁志の肩越しに、片桐の顔がパッと輝く。


「『響』の香りはブラームスの交響曲第一番第四楽章をイメージして作られたんだ。あの曲はブラームスが敬愛したベートーベンの『運命』と同じように『暗黒から光明へ』という構造をしているんだからぴったりじゃないかね」


 片桐親子がきょとんとしている。


「暗黒から光明へ?」


「そう、苦しんできた奥さんが光に包まれて赤ん坊を抱いている姿そのものじゃないか」


 自分の出産のときを思い出すよ。

 やっと出てきた子どもの泣き声を聞いたとき、少し紫がかった小さな体を目の前にしたとき、時間が止まった。

 分娩台の上で生まれた息子を横目に安静にしている間、私はこの世に生まれた意義を悟った気がした。天命を果たしたような不思議な気持ちで赤ん坊をじっと見つめたものだ。


「それに第四楽章の主題はベートーベンの『歓喜の歌』を意識しているからね。親父の頭に鳴り響いたのは『歓喜の歌』だったに違いないよ」


「お凛ちゃん……!」


 『助太刀ありがとう』と言いたげな片桐がこれ以上ないくらい目を輝かせて見つめてくる。


「それに、親父が『響』を飲めば琥珀亭も喜ぶだろう」


 私がにやりとすると、思わず尊が噴き出した。片桐が今飲んでいる『オールドパー』より『響』のほうが値が上がるからね。それに気づいた片桐が「これは参ったな」と笑う。

 仁志が「ふむ」と天井を見上げて腕組みした。


「いいかもしれないなぁ」


「まぁ、かみさんと決めることだね。大変な思いをして産んでくれるんだから」


 その言葉に、仁志が天井から視線を戻して笑う。


「はい。立ち会い出産なんで、俺も失神しないように頑張ります」


 一斉に沸き起こった笑いが仁志を包んだ。穏やかな、幸せに満ちた笑いだ。

 私はブラームスの交響曲がまだ流れる頭で想う。あの悠然とした旋律のように押し寄せる感動を、いつか彼は味わうだろう。小さな小さな温もりをその腕に抱いたときにね。


 その後、仁志の妻は無事に女の子を出産した。

 体は小さいが蹴る足は力強いと、片桐が琥珀亭で目尻を下げっぱなしで話していたよ。

 名前は『響歌』と決まったそうだ。『響』という文字に『歌』を足したのは、もちろん片桐の頭に鳴り響いた『歓喜の歌』からと思いきや、それだけじゃない。元々言っていたように、家族から一字をもらったんだ。そう、唄子さんの『唄』を『歌』にしてつけたんだよ。


「いい名前じゃないか」


 私はにやけっぱなしで写真を見せびらかす片桐に言ってやった。


「そうだろう? 耳の形は仁志なんだがねぇ、どうも唄子に似ていると思うんだよ」


 そう目を細めて、彼はウイスキーのグラスを傾けた。

 片桐のキープボトルは『オールドパー』から『響』へ変わった。やっとオールドパーのラベルに描かれている男みたいに、じいさんになったのにね。

 オールドパーのラベルに描かれているじいさんは、152歳まで生きたと言われる伝説の男なんだよ。

 この『オールドパー』は日本に初めて紹介されたスコッチ・ウイスキーで、明治初期にかの有名な岩倉具視が欧米視察から持ち帰ったものだとされている。吉田茂や田中角栄も愛飲していた酒だ。

 トーマス・パーという名の男は80歳にして結婚し、100歳で私生児をもうけている。最初の妻を亡くしたあと、再婚したのが122歳のとき。

 ウェストミンスター寺院に葬られたが、今もなおウイスキーの顔として世界中でお目に掛かる。この絵は画家のルーベンスが描いたものが基になっているそうだ。

 この酒を飲んでいた頃の片桐は、冗談まじりに122歳で再婚した逸話にあやかりたいなどと言っていたっけ。奥さん一筋のくせにね。

 からかうように、片桐に言ってやる。


「今こそオールドパーを飲んで長生きを願ってもいいんじゃないのかい? 孫の顔を見ていたいならさ」


「お凛ちゃん、いいんだよ」


 片桐はグラスを持ち上げ、その馥郁たる香りを鼻一杯吸い込んだ。「はぁ」っと気持ち良さそうに吐き出し、うっとりとする。


「俺はもう、これ以外の酒なんて飲めないよ。あの歓喜の歌は忘れられん。あの世で唄子にどう伝えていいかもわからないくらい、素晴らしかった」


 そして、こうも言った。


「初めて聞いた孫の泣き声は、まるで天使の歌声だったよ。分娩室の向こうからあれが響いたとき、涙が出た」


 私は喉を鳴らして笑った。

 片桐のこういうところが好きなんだ。すっかり髪が薄くなっても、ロマンチックを忘れない。というより、夢見がちな少年がそのまま大人になったようで、微笑ましいんだ。それは私にはない個性だしね。

 仁志の妻は、さぞかし胸をいっぱいにさせたことだろう。

 私もはるか昔の子育てを思い出して、しんみりした。手探りの育児でね、泣きわめく息子を抱えて『泣きたいのは自分のほうだ』と涙を流したこともあった。

 けれどね、子どもが初めて笑ったとき、私は光明の先に道を見た。息子を産んだことで私はこの世に生まれた意味を悟った気がしていたけれど、それがどうだろう。この子が健やかに育って、笑って過ごす日々を一日でも多く見たいと願っていた。

 孫の代までは私の責任だと、肝が据わった気がしたんだ。ひとは、欲張りなもんだね。きっと、仁志たちも光明に躍り出た後にあるものを目にするだろう。

 片桐の賛美と陶酔は、私のメーカーズマークにも歓喜の歌を寄せてくれた。その夜の酒は、天にも昇る美味さだったよ。

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