第5話 ★★★Excellent!!! (まぁ、あなたのその腰のものは飾りなの?)

 一度自主企画を主催した際に参加者の作品を読んでいたのですが、流れで他の人の作品も読んでいた時、ある作品が目に止まりました。

 その作品、第一話が公開された直後だったのですが、星が20個以上ついていたんですね。

 よほど面白いのか作者さんが知名度が高い方なのかな、と一瞬思ったのですが、驚いたのはその第一話に表示された文字数。

 200文字ちょっと……。

 ええ!? これはいったいどんなすごい書き出しが読めるんだろう、と期待をこめて開いたその先にあったのは……。


 ん? んーーーーーーーー?


 具体の内容ははばかれるので、例えるならですね。

「今日も朝がきた。とてもいい天気だ」

 ほんとに、このぐらいのことが書かれてるだけのものだったんです。何度も見直したんですけど、特に構成や言葉にひねりがあるわけでもない、正直なんも感じるもののない文章。

 うーん、仮に自分がこの人の個人的なファンだったとして、期待値を上乗せしてもこの段階では星は押さないなぁ、と思ったわけです。

 ただ、もしかしたらそれでも押したくなるほど既存の作品が魅力的なのかもしれない、と思い直し他の作品を開いてみたら……。

 ああ、すみません。自分は普通に絵文字とか入ってる作品は読めないッス。


 星にまつわる考察は数多くの先人が既に行っておられるのでここでは触れませんが、やっぱり面白さの絶対的な指標ではないということなんだなぁ、と改めて思いました。

(もちろん、本当にすごい方もおられるのは承知)

 件のその方は作品数も更新頻度もすごく、ここ数日以内に4作品くらい更新しているようなのですが、結構数話くらいで更新が止まってる過去作も多くて、もう少し個々の作品に向き合ったほうがいいんでないすかねぇ……と、余計なことを考えたりした出来事でした。


 一応断っておきますと、特定の個人を貶める意図はありませんです。

 ただ、星ってなんだろうな、と少し思った次第。



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