海外旅行大好きで、名も知れぬ街で空気を一杯に吸うのが好きな人には最高!

海外旅行が好きな人、今まで見たこともない聞いたこともない土地にでかけて、初めての街に夜着いて宿を探し、次の日の朝ドキドキしながら何もかもがキラキラ輝く街路に踏み出していくのを懐かしく思う方に、心からオススメします!

新型コロナと阿呆な政府のせいで日本に閉じ込められて、あの異国の鼻をくすぐる名も知らぬスパイスと、意味が分からない歌のような言葉が飛び交う市場を懐かしく思って胸焦がす様でしたら、そんな気持ちの99/100くらいは、この物語を読んで癒やされるかも知れません。

僕は100/100癒やされました。

作者様は言葉と想像力の魔法使いです。どっかで人類学の院生とかやってそう。次々と万華鏡のように、エキゾチック名前の街や人、神や動物たちがこれでもかこれでもかと現れます。そしてその一人一人が、一つの物語の主人公を張れるくらい個性的で生き生きしてるのです。

そして最高に素敵なエンディング!

本当に、こんなに輝度と彩度が規格外の物語読んだことありませんでした!

マジ、作者様に無断で印刷して本にまとめて、宮崎駿に郵送凸してアニメ作って貰ってネットフリックスで世界公開して欲しい。やろうかな。

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