小説としての完成度とレベル高い

似たような題名の小説も読んだからパクリ系かと思って軽く読んでみたら全然違った。

名前損してるパターンだね。

異世界物で面白いと言うには失礼に感じるようなレベルの話が紛れ込んでいる。

ち○こ、ち○こ、書いていたのにやたら愛を深堀したり、まともな小説を読んでいる気分になる部分がある。

檸檬のような意味不明な主人公の小説考察もあったが、そんなものは小さなことのように塗りつぶしてくるだけの圧倒的知識と推察と愛への深みとくだらなさを織り交ぜてくる。

正直すぎてフラグ建てをあまり感じないのが残念な感じだが、もう一つ、部下や仲間、敵などの勘違いがもう少し強く入ると幅が広がるように思う。流行りみたいだし。

そんな流行りと並べるような愛情考察を異世界物にぶっこんでくるのは凄いと称賛する。

ここのところの異世界物で暫定一位を進呈する。おめでとうございます。㊗。特に何も出ないですけど。

面白さでは星間国家の悪徳領主には敵わないけど感動ものとしては上だと思う。

読みやすいわけでは無いけど、将来に期待する。

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