応援コメント

第五十四集 激突」への応援コメント

  • 趙月は実在の人物ですか?報復の応酬が壮絶です。

    作者からの返信

     趙月ももちろん実在人物です。ただ記述が少なく、この「祁山の戦いで、趙昂と王異の子である趙月は馬超軍として参陣したが、馬超はそれを殺害し首を城壁に投げた」と書かれていて、逆にそこにしか名前が出てこない人物なんですよ。

    「馬超が冀城から追い出された際、城内にいた妻子が惨殺され城壁に吊された」

    「馬超の長子である馬秋は漢中にいて難を逃れたが、馬超が蜀に亡命した際に漢中に留まり、曹操軍の到来で処刑された」

     などが正史の記述ですね。
     そこに張玉蘭の「赤い光」の逸話とかを絡めた鐘離灼を登場させつつ、こういう流れで創作したわけですなw

     ちなみに物語によっては(馬超よりの場合だと)、趙月が実際にスパイとして描かれている物もあるので、そこも「馬超はそう信じた」という形で残しました。

  • 儒教的にも子孫が絶えるのは先祖に対する不忠だと思うんだけど、王異はその辺どう考えていたか気になるんですよねえ。

    作者からの返信

     史書に残ってる記述から考えると、勿論ならが「血を絶やす(成さぬ)」のも不孝であるんですけど「義を捨てて先祖の名を汚す」のも同レベルかそれ以上(なにしろ不孝に加えて不義不忠も上乗せされてる)と考えていて、「できれば両方守りたいけど、前者を避ける為に後者をやっちゃったら意味なくね?」くらいな感覚だったと思ってますわw

    編集済