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    ずっと片思いの主人公……いつか木森さんと付き合えるといいなあ…。

    完結おめでとうございます。素敵な作品をありがとうございました。

    作者からの返信

     こちらこそ、ありがとうございます。
     楽しんでいただけたようで良かったです。

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    自主企画『真面目な恋愛小説』にご参加いただき、誠にありがとうございます。

    この先がどうなるのか楽しみです…!

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    桜企画にご参加いただきありがとうございます。
    先輩に対する主人公の女の子らしい心情がとても巧みに描写されている作品でした。
    また上野デートでは美術や西洋史に造詣の深い彼になんとか話を合わせようとする彼女の健気さにおもわず幸運を願ってしまう自分がいました。
    結果がおざなりなハッピーエンドではないところにも展開の上手さを感じました。

    作者からの返信

     こちらこそ、素敵な企画をありがとうございます。
     本作は先輩への片思いが中心で、語り手自身のことはあまり書いていないわけですが、狙い通りと言いますか、愛すべき女の子を想像していただけたようで何よりです。彼女の恋は実りませんでしたが、もし交際が始まっていたらそれはそれでどうなんだろうという気はしますね。その意味では、春が舞台にしては、暗く救いのない作品になってしまったかもしれません。でも、青春時代の恋ってそういうものじゃないかな、とも思っています。

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    踏み込めなかったからこそ良い想い出として抱きつづけ、だからこそ二つの恋を経てすこし大人になった「わたし」の理想の男性像として「先輩」は存在し続けているんでしょうね。

    企画に参加していただきありがとうございます。

    作者からの返信

     こちらこそ、素敵な企画をありがとうございます。

     青春時代の恋愛が特別なのは、誰しも不慣れなことで、後悔が多いからだと思うんですね。「もしあのとき、こう言っていれば……」、「あのとき、こういう振る舞いができていたら……」という不完全燃焼感がある人ほど、ふとしたときにそれを懐かしく思い出すのかな、と。
     主人公だって、タチの悪い失恋を2度も経験していなければ、高校時代のことを未練がましく思い出すこともなかったでしょうけど……誰しもそういう「特別」な経験はあるものかと思います。

     お読みくださり、ありがとうございました。

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    読み合い企画から来て、拝読しました。
    切ない片思いに、はるか昔の痛々しい記憶がよみがえります。
    自分に恋愛感情のない人って、お店のチョイスはともかく、ふとした拍子に目が合わなかったり、会話の軌道修正が遅かったり、伝わりますよね……。
    主人公、なんだかんだで素敵な女性になってそうで、おもしろかったです!

    作者からの返信

     読んでくださり、コメントもくださってありがとうございます。

     誰もがそうとは言わないまでも、タイミングが掴めなかったり器用に立ち回れなかったりしたせいで恋を成就できなかった人も多いだろう、ということを考えながら書いた作品なので、過去の記憶がよみがえったとおっしゃっていただけて嬉しいです。
     恋愛感情の有無は、たしかに、細かい所作を見ていれば分かるところもありますが、好きな相手を前にするとそういう判断ができなくなって、ちょっと目が合ったとか、ちょっと話が盛り上がったとかいうだけで嬉しくなってしまう……特に高校生くらいだと、そういうこともあるんじゃないかと思います。ある意味、この主人公が木森先輩を好きになったのは、彼女が木森先輩のことをあまりよく知らず、(言い方は悪いですが)勝手に理想の男性像を重ねていたからでもあります。だからこそ、木森先輩の在学中に何度もアプローチして撃沈しておきながら、彼女は美術館巡りの日まで諦めませんでしたし、彼のことを理想化していたと自覚した(地の文で語っている)今でも彼のことを思い出すわけですね。
     ただ、主人公を「初恋の男を忘れられない女」、「男に愛されるのを待ちつづける女」にはしたくありませんでしたし、実際そういう女性は(男性の幻想を除けば)めったにいないはずなので、彼女は彼女自身の人生を生きているということを作中でもきちんと描写しようと腐心しました。主人公の恋模様だけでなく、彼女自身にも魅力を感じていただけて幸いです。

     改めまして、本作を読みコメントをくださって、その上、☆も付けてくださって、ありがとうございました。

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    こんにちは、ジャンル不問の読み合い企画へのご参加ありがとうございます。

    2人の男との思い出したくない別れの後だからこそ、木森先輩との下心のない穏やかな別れ方を思い出してしまうのって実際にありそうだなあと思いながら読ませてもらいました。
    それに3話目の下の文章が実際に体験しないと出てこないぐらいにとても現実的な感想になっていると思いました。参考にさせて頂きます!
    『あまり気の利いたお店ではなかった。わたしは精一杯笑顔でいようとしていたけど、木森先輩がわたしとの美術館巡りをデートと認識していないんだと思って、内心ではとても悲しかった。』

    作者からの返信

     読んでくださり、コメントもくださってありがとうございます。

     木森先輩は取り立てて言うほど良い人でも良い男でもありませんし、主人公もそのことは分かっているんですが、大学生になってから悲しい恋愛を経験して、「木森先輩は元カレたちとは違う人だったなぁ」と懐かしく思い出している、という具合ですね。
     しかも、主人公には木森先輩の心が読めません(木森先輩が語る雑学さえ主人公はよく分かっていません)し、当時の自分が恋愛の作法をよく分かっていたとは思っていませんし、告白してお互いの真意を確かめたわけでもありません。そのせいで、後になって「あのときの美術館巡りも、木森先輩的にはデートだったのかも」、「もうひと押ししていれば木森先輩と良い雰囲気くらいにはなれたかも」という考えが頭をよぎります。主人公が今も木森先輩に恋愛感情を持ち続けているかは微妙なところですが、恋の結末を見られなかったからこそ、そこに思いを馳せてしまうわけです。
     その意味で、当時は木森先輩以外の男を好きにならなかった主人公は、彼を「今も理想化された存在」と言っていますが、理想化されているのはむしろ「十代の頃の叶わなかった恋」だと言った方が近いかもしれません。

     この短編が実体験に基づいているのか、伝聞の話なのか、想像力の産物なのかといったことは秘密とさせていただきます(笑)
     何にせよ、主人公の心情にリアリティを感じていただけたようで幸いです。

     この度は本作を読み、コメントをくださってありがとうございました。