ただいま

時はうつろいやすく

ひとの命は儚いものです

昔の写真をながめていると

なぜかとても切なく

なきひとを想い

いっしょに過ごした

時間が思い出され

涙があふれてくるのです

子供の頃によく遊んだ

神社にある木の枝も

切り落とされ

昔みた様子とは違い

もの悲しく思われ

賑わっていた家の中も

皆 いなくなり

残されたもののことを思うと…

けれど わたしも残るわけにもいかず

また自分の生活にもどり

変わらぬ日常へともどり

明日からの生活が再開されます

わたしにできるのは

手をあわせ

時々連絡することくらい

そばにいれなくてごめんね

そう思っても言葉にだせず

時の流れを身にしみて感じました

諸行無常

こういうことなのかと

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