砂漠のせつない恋物語。異国の情緒が、生活が、息づいている。

砂漠の交易ルート沿いの町、という場所に、実際は行ったことはないですが。
この物語を読んでいると、その風景や生活感、人々の息づかいがすぐそばにあるように感じられます。
リアリティと親しみやすさをもった文章でつづられる物語に、心が異国へと飛ぶようです。
そして恋物語がどうなるのか。この先も楽しみです。