第4話 御前会議

朝になり王城から、馬車が迎えに来た。

「ハヤト様お迎えに上がりました」

「あぁ、ありがとう」

と言い4人で乗り込んだ。しばらく走らせて王城の門に着いた。すると宰相が待っていた。

「宰相お久しぶりです」

「久しぶりだな、ハヤト」

2人はは少し談笑していた。

「さて、そろそろ行くか。」

「はい」

ここで、3人とは一旦別れた。俺は王城の国賓室に招かれた。3人はと言うと王女と一緒にお茶会をするらしい。少し部屋でゆっくりしていると陛下に呼ばれた。

「ルイよこのたびはすまなかった。余の不手際じゃ」

「父上、頭を上げてください、俺もこうして転生し、戻って来れたんですから。」

2人で会議室に入り、それぞれ席に座った。

「これより皇太子達の処遇を下す会議を行う、この事は余が宣言するまで公言するな、公言したものは死刑だ。」

会議室が少しざわついた。

処遇の候補は……

・死刑

・流罪

・ギロチン

・拷問

・市中引き回しの刑

以上だ。この中で1番軽いのは、市中引き回し刑だ。今回の会議は投票制だ。各市の領主達は次々に投票していく。この場に100人くらい集まっている。

結果は……

・死刑・・・・・・・・・・・55票

・流罪・・・・・・・・・・・10票

・ギロチン・・・・・・・10票

・拷問・・・・・・・・・・・15票

・市中引き回しの刑・・・10票

これを見てもらえば分かるように死刑に決定した。

「これより会議を終了すると実行は、明後日だ。それまで公言するなよ」

「はい」

と言った。

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