第2話

さてここからはもう少し詳しく現在のことを説明しよう。

人類は今いくつかの集落に分かれて生活していると言われている。

これについては誰も分からない。なぜなら、誰も他の集落に行った人がいないしまず連絡を取る方法が無いからである。

そして俺達が暮らしている集落があるのは、以前はオーストラリアと呼ばれた国の中心部にある。

人口は約一万人しかおらず、剣や弓矢などを使用して魔物を狩ったり小麦などを洞窟で栽培して生活している。

だが最初の間は魔物を一体狩るのも一苦労で食糧難に陥っていた。

しかし、人類も長い時を過ごす間に進化が進んだこともあり身体能力が強化され、魔法が使用可能になるなどして簡単に魔物を狩ることができるようになっていきました。

だが、長い時をえて強化された人類でも勝てない敵がこの世には数多く存在するのだった。

そのため人類は、そんな魔物などから安全を確保し立ち向かうことができるように危険度を表す等級をつけることにしたのでした。

等級は五級から特級まで存在しまた武器にも同じように等級をつける事にしたのでした。

現在の人類が簡単に狩ることが出来るのは四級まででそれ以上はそれこそ過去には本でしか見ることがなかった、ゴブリンやオーガ、精霊、龍などと人類の手で倒すのが困難なものが数多く存在する。

魔物達の討伐基準は昔の人類のレベルで言うのならば、四から五は拳銃を持った人が一人いたら勝てるレベルだが三から二は、戦闘訓練を受けた人間が銃を持っており数が三十人ほどいれば倒せる。一級に関してはこの倍ほどの人数に戦車などを使ったとしても勝てない。そして特級に関しては各主要国が全戦力を投入しても勝つことは出来ない。

実際に、過去に確認された三体の特級は、アメリカ、中国、ロシアが全戦力を投入したのにも関わらず敗北した。

中でもアメリカが相手をした神龍ウロボロスは、傷一つつけることが出来なかった。そして現在は、もとの主要国は特級の魔物達が支配していると言われている。そんな化物がこの世界には数多く存在するのだ。

さて現在の話に戻るが、この土地には現在人間と人類に友好的なエルフ達が生活している。エルフは人類の突然変異種であり現在の人類よりも人口は少ないが一人あたりの戦闘能力が高く等級で表せば全員が二級以上の力を持っている。

そして武器を作ることにも優れており、武器に魔法の力を付与して、二級以上の刀剣を作ることも可能だったのでした。しかし、エルフは戦闘に特化しているため作物を作る能力が低いため、人間と刀剣などと交換して得ていました。

そして、それからしばらくしてお互いの利益や安全ために同盟を結ぶのでした。

エルフ達から武器を得ることで人類の戦力は大幅に強化され魔物をより簡単に狩ることが出来るようになったのでした。

だがある時、エルフたちが魔物たちの襲撃を受けたことにより人類はエルフたちの救援のために人類最強の三戦士を動かすのでした。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る