第2話

一、

 触れ役の、夕べを報せるが、城市まちを渡っていく。独特な抑揚を持つそれを、サラが戸外で聞くことはめったにないはずだった。夜を生業なりわいとする者たちにとっては、まだほんの宵の口とはいえ、士族の娘がひとりで出歩く時刻ではない。下女のジナが止めるのもきかず、邸第を飛びだしたのだった。

 行くところなんて、どこにもないのに。

 サラは、すっかり混乱していたし、今が何刻なんどきだってかまうもんか、と思い詰めていた。心の底には父ガイウスへの反発があった。

 弱々しい月明かりが、行くての街路と駆け足のサラを、仄かに浮かび上がらせる。

 赤金あかがね色の髪を、娘髷むすめまげに結ったサラの襟足を、砂漠の冷たい夜気がおびやかす。

 上は円領まるえりで刺繍の入った室内着、下はゆったりとした筒状の脚衣、足元は革のサンダルという姿で、気温の下がったこの時刻では身震いが出る格好だ。しかし頭に血が上っているからか、何も感じられなかった。

 ホーロン城内の里坊りぼうには、必ず小さな広場があって、そこには石造りの井戸や噴水が据えられていた。水の豊かなホーロンの、象徴のような場所だ。

 敷地の端に砂棗すななつめの木が生えているお気に入りのその広場は、いまは薄暗いだけの、よそよそしい場所に思えた。

 サラは噴水に近寄っていった。蛇口つきの小ぶりな石塔から清らかな水が噴出ふきだしていて、一抱ひとかかえほどの水盤すいばんが満たされていた。水盤のふちに手をついて、荒い呼吸を繰り返した。耳の奥で血が、潮騒のように、どくどくと脈打った。

 のっぴきならない、いまの立場を反芻はんすうする。

 サラの父ガイウスは、ホーロンの捕吏とりかただ。捕吏は、城市まちの治安維持を司る官衙やくしょきんえい属吏ぞくりで、市内の警備や捕物を所掌している、いわば警察官だ。その勤めは、ホーロン丸ごとに対して五十人程度の人員でまかなわれるため、多忙を極める。右左の金吾衛が、ひと月ごとに交代で任務にあたるのだが、当番の月はほとんど顔をあわせることがない。そして今月、父は当番月のはずだった。

 その父ガイウスが今日にかぎって、夕べの驚くほど早い時刻に姿をみせたのだった。

 しかも、幼なじみのラムルをともなって。

 サラは、ラムルの飄々とした風貌を浮かべる。クセのない真っ直ぐな赤銅色の髪と、湖水のような薄い碧眼あおいめを。ーー自分の許婚いいなずけと告げられた若者の顔を。

 それはすぐさま、もう一人の漢子おとこの面影を呼びおこす。胸のなかをかきむしるような、泣きたくなるような想いとともに。

 線の細い、ジクロの白皙はくせきを。

 実の兄の顔を。

(どうしてこんなことになってしまったのーー)

 サラこと、守本沙羅は、この世界に来てから、何度目かのやりきれなさを味わった。


 晩の食卓はいつもに比べ、格段ににぎやかだった。サラ、兄のジクロ、なぜか兄妹の幼なじみのラムルも、顔をそろえていた。ラムルと会うのは久しぶりだった。

 父のガイウスは、奇妙なほど上機嫌にふるまっていた。後から思えばそれは、鷹のような鋭い相貌かおの辣腕捕吏に似つかわしくなかった。

「遠慮しないで、どんどん食べてくださいまし」

 ふくよかなジナが、平焼きパンを山のように盛った皿を食卓においた。すでにチーズにイチジク、羊肉と玉ねぎを炒めたもの、それに葡萄酒がならんでいる。

 主菜は、ジナ自慢の鳩料理で、香辛料をふんだんにつかった、汁気たっぷりの逸品だった。食いしん坊を自認するサラは、心ゆくまで料理を堪能たんのうした。男たちもみな、官服を脱ぎこざっぱりとした平服姿でくつろいでいる。

 それは、あたたかな、文句のつけようのない家族団らんの光景といってよかった。ある意味「守本沙羅」が、ずっと胸の奥で、求め焦がれていたもの。

 サラは、自分のやってきた世界ーー北関東の安アパートの部屋で独り、コンビニのおにぎりをかじっていた世界ーーとの落差に、あらためて目眩めまいのする思いだった。

 家に寄りつかない父親と、気分屋で自己中心的な母親に挟まれた寒々とした環境で育った沙羅にとって、家庭というのは暗い牢獄のような場所だった。というより、学校にもうまく馴染めなかった沙羅には、世界そのものが自分を閉じ込めるおりに思えたものだった。

(なのに、ここでは当たり前に、おしゃべりをして、ご飯を食べている)

 煎った豆を蜂蜜で固めた菓子をほおばりながら、心きいたるジナの差し出す熱い茶に口をつける。

 ジクロとラムルは食卓のむかいで、明々後日にひかえたエフリア祭の奉納仕合の話で盛りあがっている。こちらの神話世界では、上界に天地創造の至高神エフリアがおり、中界が人々の住む大地、地下は冥府王アラーラがしろしめす死者の国ということになっているーーらしい。

 不思議なことに、こうした基礎的な知識はサラの記憶の中に自然にそなわっていて、生活の中で苦労することはなかった。言葉ですら不自由なくあやつれた。

 不思議といえば、サラ自身の容貌も同じだ。白い肌に薄く蒼い瞳、赤金色の髪、とどこからどう見ても、日本人「守本沙羅」には似ても似つかない。典型的なガドカルの民ーー元の世界ならば白人の少女ーーなのだ。

 初めてその「白人少女」を鏡のなかに見出して、それがどうやら自分だとわかったときが混乱のピークだった。そして、「守本沙羅」という人格が、ホーロンの「サラ・アルサム」という少女の体の中に入っているという、ありきたりなフィクションじみた(けれど信じがたい)事態がようやく認識されたのだった。

 しかし、こちらで一年を過ごしたいま、当初思っていたのとは、少し違うことにサラは気づいていた。

 サラの中に沙羅がいるのと等しく、沙羅の中にもサラがいる。いや、サラの心と沙羅の心は、入りまじり溶けあっているといっていい。

 こちらの世界での幼いころの記憶、つまり「サラ」の記憶が、日に日に強くなり、「沙羅」の記憶は、だんだん薄れているのだった。夢から覚めたあと、鮮烈であった夢の感触がもどかしいくらいに霞んでしまうように、いまや守本沙羅の心や日本の記憶は、ふっと浮き上がるだけの懐かしい匂いのようになっていた。

 しかし、寂しくも、恐ろしくもなかった。「守本沙羅」など、消えてなくなってもかまわない。

(あそこは、わたしのいるべき場所じゃなかったんだ)

 サラは、ごく自然に今の自分を受け入れていた。

 兄たちの話す奉納仕合というのは、二年に一度、黒蠍の月の廿日はつかのエフリア祭で行われる神事で、腕自慢の剣士たちが、観客の面前で木剣による勝ち抜き戦を競いあう。それは、ナリン砂漠全域でも人気のある祭りで、ホーロンの民びとだけでなく、隊商や近隣諸国など大勢の人出でにぎわうのだった。

 もっとも、ジクロとラムルの話題は、祭りのににぎわいそのものーー露店で供されるめずらしい食べ物や、大道芸人たちの見世物ーーにすぐに移っていった。

 ラムルは武官ではなく文官である。図書や記録を管理し、また過去の裁判例や事件記録を調べる官衙やくしょ麟台りんだいの、主記しゅきというしたやくで、剣術は得手えてではなかった。ああ見えて頭脳派である。一方、兄のジクロも、財務を扱う戸部こぶしょうの文官で、剣のほうはからきしだ。〈ホーロン七剣〉の一角である父ガイウスとは対照的だ。

 反対にサラは、二年前の奉納仕合で次席の座に輝いているらしいのだが、そのあたりの記憶は曖昧だった。漠然とだが、守本沙羅とサラの人格の混ざり方には一定の傾向があって、古い、幼い頃の記憶ほど、「サラ」の記憶が強く、新しい記憶ほど「守本沙羅」の記憶が強い。つまり二年前の記憶は、まだ守本沙羅からサラに書き換わっていなかった。

 食器を下げおえたところで、ジナが食後酒をふるまった。めったに出さない、とっておきの夜光杯グラスをつかっている。いつものように手伝おうとすると、押しとめられて座らされた。実は、今日は配膳も断られたのだ。そのうえ片づけもさせてもらえないとなると、なんだか妙な雲行きだった。

「ん、これは」

 ひと口すすると、ラムルはまじまじと酒杯を眺めた。

「いけるだろう。ジナの特製だ」

 ジクロもうまそうに口をつける。

 ジナの作る食後のポルト酒は、サラも好物だった。砂漠に生えるポルト草の実を丸ごと蒸留酒につけこんだもので、葡萄酒などとともに、ホーロンではよく飲まれている。香辛料を加え、家ごとに独特な風味に仕上げるのだ。

「こんなにうまいのは、初めてですよ」

 ラムルがお世辞でなくほめたのを感じて、ガイウスに酌をしていたジナは「まあ、ありがとうございます」と、うれしそうに微笑んだ。

 ガイウスが杯を飲み干しながら、サラを意味ありげに見やる。

「その秘伝の製法をサラに教えてやってくれ。剣術ばかりでなく、そろそろ娘らしいことも覚えねばの」

(ーーやっぱりいつもと様子がちがう)

 サラの不審感が増した。ガイウスは士族らしく厳格な父親だが、娘に小言をいうたちではない。元の世界の、ネチネチと不満しか口にのぼらなかった父よりも、よほど好感をもっていたのだけど。

「父上が、そうお育てになったのではございませんか」

 とりあえず、年頃の娘らしく口答えしておく。実際サラは、幼い頃から活発だったものの、特に剣術に興味があったわけではない。サラに天賦の才があるのを見抜いて剣術をたたき込んだのは、ガイウスである。今ではサラのほうがすっかり面白くなって打ち込んでしまっていて、父は逆にそんな娘の姿を苦々しく思っているようだった。

 ガイウスは一瞬、口をつぐんだが、すぐに渋面を作ると「これだ。なにかというとすぐ口答えをしていかん」と言った。

「それでは、いつまでたっても嫁の貰い手がないぞ」

 ガイウスの言葉に、さらに警戒心をつのらせる。ガイウスが、サラの縁談をほのめかすのは初めてだった。 

 ホーロンは厳格な身分制社会であり、士族は同じ士族、しかも同格の家柄の相手としか婚姻を結ぶことはできない。年ごろを迎えた士族の女子のとる道は、ほぼ二つに絞られる。

 一つは親が決めた相手と結婚する道で、ほとんどの娘がこれに該当する。

 もう一つは親の身分が高いか、低くても見目麗しい場合に、後宮に召されて君主に見初みそめられるのを待つ道である。が、これはかなり細い道のりである。いずれにしても、どこかの家に嫁することになる。

 サラは今年で十七になるが、まだ縁談はまとまっておらず、後宮とはなおさら縁がない。どうして「かつてのサラ」が、縁談に積極的でなかったのかは分からない。剣術に夢中で、そちらに興味を向けていなかったのかもしれない。

 今は違う。「今のサラ」には、積極的に縁談をさける理由がある。しかし、それはけっして口にできることではなかった。

「すぐに嫁になどいかなくとも仔細はないと存じますが。サムス家のミシュネも、ダンの姉のカイもまだです」

 知っているかぎりの名前をあげる。

「大ありじゃ。わしは息子を二人も持ったおぼえはない」

 ラムルが横で小さく吹き出した。じろっと睨みつけると、あわてて目をそらす。

「でも、サラの剣の腕前は、大したものですよ」

 剣呑な空気が流れはじめたのをみてとって、ジクロが助け舟をだした。

 実際、サラの剣の腕前は、ここ数年で長足ちょうそくの進歩をとげていた。ベルン修練場という剣術の武館どうじょうでは、師範代をつとめている。

「兄のお前まで、そうやって甘やかすから、いい気になってしまうのだ。第一、いくら剣術が上手くてもおなごではどうにもなるまい」

「それは……そうかもしれませんが……」

 ジクロの言葉じりに、口惜しそうな色が浮かんだ。

 今も残る子供の頃の記憶では、かつてのサラは、ジクロとの剣術勝負に手も足もでなかったはずだ。サラは四つ年上の物静かな兄を、剣の上でも尊敬していたのだ。

 しかし、もともと身体が丈夫でなかったジクロは、その後、隠棲した祖父のもとで、何年も静養することになる。それ以来、兄が剣をにぎっている姿を見たことはなかった。だからだろう、その分、花開いたサラの才能が埋もれてしまいそうなのを惜しんでくれていた。

 ガイウスの嘆きは続く。サラの頑固なところは死んだ母親にそっくりだ、と父がぼやくと、旦那さまのお子ですから、とジナが呟いた。

「ところで」

 とラムルが、大きな咳払いをした。

 身内の角突き合いに気づいて、サラが口をつぐむ。父も兄も一斉に黙り込んだ。

「お招きいただいたのは、おりいってお話があるということでしたがーー」

 物言いに逡巡がふくまれている。呼ばれてきてはみたものの、切り出してよい話題なのか迷っていたようだった。

 ラムルを誘ったのがガイウスというのは、これまた意外だった。ラムルの家族とは、家ぐるみのつきあいだし、ジクロとラムルは、士族の教育機関・国子監こくしかんの同窓だ。この家にも何度も遊びにやってきている。

 でも、ガイウスに直接呼ばれるというのは、珍しいことだろう。

「おお、そうであったな。実はの」

 ガイウスにしては、珍しくためらうようなそぶりだった。

 ポルト酒をひと口、すする。にわかに居住まいを正すと、ガイウスは、「ラムル殿」と改まって呼びかけた。

「貴殿、サラをもらってやってはくれまいか」

 一瞬、何をいわれたのか理解できなかった。音の連なりが、言葉として意味を結ばない。思考が働かない。「何の冗談?」とおどけて返そうとした声に重なって、ラムルが答えた。

「それは正式な縁組みの申し入れと受けとって、よろしいのですね」

 はっとするほど、真剣な色を帯びた声だった。当然だろう。士族同士の婚姻は、家と家との結びつきを意味する。太守に伺いをたてなければならないおおやけである。もっともラムルの長兄も次兄もすでに縁付いており、上つ方もそこまで厳格ではない。

「天神エフリアに誓って。貴殿の父上にもすでにお伝えしてある」

 ラムルの父キセロ・ノドノスは、父ガイウスの旧友で、やはり捕吏だ。

「父はなんと」

「喜んですすめさせて欲しい、とおっしゃってくだされた」

「親父殿らしい」

 ラムルが生真面目な表情を崩して、ふにゃり、と笑った。ハンサムが形なしだ。再び真剣な顔に戻ると、もちろん謹んで受けさせて頂きます、といった。

 サラは目の前で交わされているやりとりを、呆然と眺めていた。何がどうなっているのかさっぱりわからない。ぼんやりと、昔の光景がよみがえった。まだ守本沙羅だった小学生のとき、鑑賞会で人形劇を観たときのことが。

 客席に座って、舞台の上で演じられているセリフを聴いている。妙に醒めた子どもだった沙羅は、どれだけハラハラドキドキしても本当のことじゃないんだ、と思いながらも物語に引き込まれていったものだった。むしろ自分と舞台のあいだに距離があるからこそ、安心して感情移入できたのだろう。

 サラは今まさにそんな気分だった。しかし誰あろう、この物語の主人公はサラなのだった。

 そうこれは自分のことなのだ、という事実に意識がおよんで、サラはようやく声をあげた。

「これは一体どういうことですか」

 言葉が、しらずしらずに震えている。

「聞いてのとおりだ」

 父がうそぶく。

「聞いてのとおりですって?」

 絶句した。

 父の帰宅。ジナの態度。

 帰ってきたときから感じていた違和感の正体がようやく分かった。すべては父が仕組んだことだったのだ。

だましたのですね」

 父を睨みつける。

「人聞きの悪いことを申すな」

だましたのではありませんかっ!」

 思わず声が大きくなる。椅子を蹴たて、立ち上がっていた。昂ぶっている、と自覚していたが、どうにもできなかった。

 まともに縁談を持ってきても、サラがはぐらかすのが目にみえているので、こんな不意打ちに出たのだ。だが、ことの本質はそこではなかった。

 サラは、自分の右隣に顔を向けることができなかった。そこにあるジクロの顔を見てしまったら、何を口走ってしまうか、分からない。好きな漢子おとこの前で、別の漢子おとことの結婚を宣言される。そんな事態に心が堪えられそうもなかった。まして、ジクロがそれを祝福しているとしたらーー。

 かろうじて、違う台詞を吐き出した。

「父上はーー卑怯です」

 決然と、言い放つ。

「卑怯か」

 そうつぶやいたガイウスが、なぜかかすかに笑ったようだった。

「そうかも知れぬな」

 思いがけないほど、寂しげな笑顔だった。

「……失礼します」

 戸口へ向かった。いや、逃げだした。これ以上、この場にいたら、逆上のわけを話してしまいそうだった。

 がむしゃらに、邸第やしきを飛び出した。外では、弦月げんげつが頼りない光を投げかけているだけだったが、構わなかった。門を抜けるとき、後ろでジナが叫んだようだった。

 ふり返らず、そのまま走った。

 

 どれくらい砂棗すななつめにもたれていたろう。時が経つと虚脱感だけが残った。広場を離れ、夜道を引き返した。

 邸第の前で、ジナが心配そうに立っていた。サラを見ると安堵の表情を浮かべた。

「お願いでございますから、夜にお独りで出歩くような真似はおやめくださいまし」

「知っていたのね」

 ジナの言葉を、わざと無視する。

「はい。申しわけありませんでした」

 ジナはしおらしく、頭を下げた。

「ですが、旦那さまのお気持ちもお察しくださいまし。旦那さま、本当にお嬢様の事をご案じ召されています」

「父上が心配しているのは、この〈家〉のことだけだわ」

「お嬢様……」

 ジナは小さくため息をついた。

 もう休みます、と言ってジナのわきを抜けた。

 ラムルは呆れて帰ってしまっただろう。どころか怒りくるうのが当然だ。縁談は白紙に戻るにちがいない。

 しんだいに倒れこんだとき、夕食がサラの好物ばかりだったことに気づいた。ジナの心づくしだったのだ。

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