陰キャ地味子のスカートの中をガン見してしまったんだが、派手な赤いパンティーだった→あとで彼女が実は俺の幼馴染だと判明するんだが、更に国民的アイドルになって帰ってきた件

雲川はるさめ

第1話

陰キャ地味子な転校生のスカートの中をモロに見てしまった俺→派手過ぎて困惑後、彼女がプールに落とされてしまい正体が判明する...【スカッとする話】


風の悪戯だった。

びゅうううううって強い風。


春一番が屋上に吹き荒れて、

超絶地味な転入生のスカートを派手にめくりあげた。


「うぉあああ!」


これは俺のおどろきの悲鳴。

ラッキー!と思うと同時に、とても意外だった。何故かって?それはだな...


「きゃあああ!!」


綺麗なソプラノボイス。

これは地味子な転入生の真島マヒロの

悲鳴だった。


いやいやいや、おかしいだろ。

地味子が派手なレース使いのハイレグショーツとか、よ!


色は赤!


目も覚める様な真っ赤なショーツが

俺の脳裏に焼き付けられた瞬間だった。



さて、現在から遡ること

二分前。



現在高一の俺。名前は山吹シンジ。

俺はお昼休み、屋上で友達のユーマと一緒に昼飯にしようとしてた。

俺がユーマより先に、屋上に通じる重い扉を開けたんだが、思いもよらぬ光景が目に飛び込んできた。


同じクラスで一年一組。


最近、うちの高校に編入してきたばっかの

地味転入生。地味な見た目だが、頭脳明晰にして、運動もできるって評判だった。



名前は真島マヒロ。


重ため前髪にしてカラーリングなどしてない

黒髪ロングヘア。


スカートも長めで、


こいつ、高校生になったっていうのに、

おしゃれな気配まるでないし、思っちゃ悪いけど色気全然ねぇなぁ!

と自己紹介時に思ったもんだが。


真っ赤なハイレグショーツでレース使いとか派手派手だろ!おまえが履くような代物じゃねぇだろ!

とずばり彼女につっこみたくなったが。


それを尋ねてしまった暁には、

俺がモロに見ちまったことがバレるので、

俺は見てないフリした。つまり

嘘をついた。



「ちょっと、山吹シンジくん。

今の見た??」


「いや、見てない。何も見てないよ」


背後からユーマが、


「え、なにを見たって?」


ときいてきたけど、

言及させない。


誤魔化し倒す。


「それならいいの。私のスカートのなか、

見てないんなら、それでいいから」


恥じらい、頬を赤く染めてた。


それから彼女は、俺をどかーん、と突き飛ばし、

屋上から逃げるようにいなくなった。


さて。


このあと。


ユーマに飯を食いながら俺は見たことを話した。


「意外だった。真っ赤なハイレグショーツだった。

しかも、高そうなやつ。あーいうの、世間では勝負ショーツっていうんじゃねぇか?」


「へぇー!確かに意外!にしても俺も見たかったなぁ!地味子、見た目は陰気くせぇけど、何気に足は綺麗だしよぉ。そそると思うんだよな。あーあ、俺も拝みたかったぜ」



こんなことがあって。


暫くしたら大事件が起きた。


なんと。


地味子の正体が判明することとなる。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る