第27話 大勝利!ホワイトロータス!!!


「ぐわぁぁぁ!私の私の体が…ああ、こんな、こんな所で終わるのか?!」

クリーチャー達の総攻撃を受け邪神ターミナルの身体はボロボロになっていた。


「終わりだぜ!『無双神竜ーインフィニティキルザークΣ』で攻撃!」


『インフィニットファイナルフレア!』


「⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️!」

放たれた虹炎が邪神を焼き尽くす!

LP0


「ぁぁぁぁぁ!我が野望…叶わず…か」

邪神は消し炭になりかけていた。


「お前が負けた理由を教えてやるぜ。

お前が絆を軽んじていたからだ!」


「ベルチアのみんな、メラノのみんな、

ターミナル四天王、バトマのクリーチャー達。それに、トレカとオルカマン。この力はみんなの力だ!」


「絆か…やっと、やっと今理解できた。」

シュウウウ!

邪神ターミナルは灰となって消滅した。


永井戦いだった。

まずメラノでターミナル四天王を倒した。

実は、彼らは俺の事を知っていて、それぞれ別の理由で恨みを買っていた。


アホリアは、プレミを指摘された事。


ヘルエンペラー(本名 和田わだつよし)は大会で負けた事。


ロズウェルはM114星雲から来た宇宙人であることがバレていたこと。


虎龍音ころね千代子ちよこ

「チョココロネよりメロンパンが好きだぜ」と言ったこと。


なんだかんだで説得し、仲間にすることができた。


そして、精霊達は全員メラノに集結していたことが判明したぜ!そして、キルザークを復活させ、誘われてやって来た邪神はターミナルと戦った訳だ。


「おめでとう!」 「ありがとう」

「おめでとう!」 「ありがとう」


みんなの声が聞こえる。


ああ!俺は世界を救ったんだ!!


…………………


江布蘭えふらんバトマ部』


「結局見つからなかったジュラね。」

マスター勝探しを終え、部室に向かっていた


「今日で1週間か。警察も捜査しているようだがかなり、難航してるみたいだな。」


「もう遅いから少し部室で休んで、帰ろうジュラ!」


ガチャ

私は部室の扉を開けた。


「誰ジュラ?」


小さな部室に似合わない、大きなソファ。

そこに見慣れない男が寝そべっていた。


「んん…ここは…天国か?」

男はうつ伏せから起き上がり、こちらを向いた。

「あ、あなたは!マスター…勝?!」


「そうだけど…君もバトマやってるの?」


「もちろんジュラ!」


「それじゃ始めようか!」


「「バトマスタート!」」

憧れの人は思わぬ場所で見つかった。

今はこうしてバトマできるのがとても嬉しい。今日の思い出は一生のものになるだろう。


                 〜完〜


※ここまで読んで頂きありがとうございました!榊せいろの次回作にご期待ください、

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