良かれと思って言った言葉が必ずしも相手に感謝されるとは限らない

主人公は相手の気持ちを想っているつもりなのだと思うが、それを言い訳にして自分の気持ちから逃げてしまう少しメンタルが幼い部分がある。
だが、それは高校二年生というまだ精神的に微妙な歳だからこそ、共感できるところもあるかもしれない。
そんな不安定な主人公の心の内を上手く描いている作品である。
ぜひ読んで頂きたい。