森の盗賊 ~落葉樹~
スライム狩りを終わり、次のエリア移動でボス戦に入ろうとする。
やはり、クソ狭いオープンワールドのクソゲーだとすぐに理解させる。
もうすこし、ボリュームが欲しいがしょうがないだろう
「クソゲーでも、ボスは楽しみね
オークでしょう。」
アリアは意気揚々と戦闘準備を行っており、ボス戦の前でしっかりとセーブをしている。
収束した週末に終末した:クソゲーでもボスは楽しみですね
水饅頭:ボス戦頑張ってください。
アルファ:ここのBGMもすごいですw
クソゲーマニア:アリア様頑張ってください。
ソードマスター大ちゃん:アリア様、頑張ってください。ここも強いです
メンタルブレイクサタン:アリア様、ここも練習あるのみです。
野田係長補佐の紋次郎:ここも難しそうだね。
これだけ難易度が高いのは、正直胸が躍る。
この高難易度の試練を超えた時の達成感はたまらないから、それを楽しみでプレイしている。
エリアの真ん中に雑に宝物が置いてあり、ここに秘薬がありますと適当なメッセージだなと魂である私は呆れている。
アリアも、この程度のクソ要素では動じない。
―――主人公が宝箱を開けようよした瞬間
ブタ顔に腹の出た太った体型の大型モンスターがそれを阻もうとする。
『ブヒー』
オークは雄たけびを上げて戦う。
戦闘画面に変更された。
―――――――――――――――
『森の盗賊 ~落葉樹~』
「ここの名前ですら、誤訳はやばいわよ。
このゲームは、闇でしかないわ」
アリアは、大きくされる落葉樹に思わずツッコミざるを得ない。
収束した週末に終末した:こんなに大きな誤字は初めて見た。
水饅頭:こんなに大きい誤字はやばいですw
アルファ:やばいわw
クソゲーマニア:落葉樹は草ですね
ソードマスター大ちゃん:落葉樹はやばいです
メンタルブレイクサタン:落葉樹は修正パッチきそうですねw
野田係長補佐の紋次郎:このゲームがなんでもありだなw
――――BGMが鳴り始めようとしていた。
この曲も、どこかで聞いたような感じである。
「この曲は、ポケポンのチャンピョンロードじゃん
また、パクリってがっくりくるわね。」
BGMでアリアはまた、疲れ切ってしまった。
収束した週末に終末した:wwwwwwwwwwww
水饅頭:今の所、盗作100%ですね。
アルファ:wwwwwwwwwwwwwwwww
クソゲーマニア:wwwwwwwwwwwwww
ソードマスター大ちゃん:wwwwwwwwwwww
メンタルブレイクサタン:wwwwwwwwwwww
野田係長補佐の紋次郎:wwwwwwwwwwww
ドラゴン先輩:wwwwwwwwww
このゲームのBGMは主に盗作で成り立っているってやばいわ。
傍からこのゲームをみたいですわ。
こんな草しか生えない。
でも、このクソさではメンタルは壊れない。このゲームに悪い意味で完全に慣れてしまった。
オークの攻撃パターンを把握するため、攻撃せずに回避に専念した。
「なるほどね。
攻撃パターンはワンパターンしかないのね。
これは一発クリアできそうね」
アリアは冷静に分析にしており、勝利を確信しているようだ。
クソゲーマニア:すごいな。動きがクソプレイヤーだ。
ソードマスター大ちゃん:まじで、慣れている感じがあるな。
メンタルブレイクサタン:今までのプレイを見ている感じだとマジで一発クリアあり得そう。
オープンワールドアクションRPGは、ライトソウルで100時間プレイしており、ある程度なれているから、こういった大型の敵の対処は魂である私にとって造作でもない。
スライム狩りもこの経験があったから、おそらくスムーズにやれたのもあるのだろう。
とりあえず、背後に回ってヒットアンドアウェイだ。
最初のボスということもあり、簡単に背後に回れる。
できるだけ、モーションの隙が少ない小ぶりの攻撃を行っていく。
ダメージは少ししか削れていない・・・
これは長期戦になりそうだが、冷静になれば一発クリアもできるだろう。
「おそらく、長期戦になりそうね。
ちょっとまってね。
例の曲を用意するわ。」
野田係長補佐の紋次郎:やった!!
収束した週末に終末した:ご褒美ですね。
水饅頭:やった!!
アルファ:やった!!です
クソゲーマニア:最高です。
ソードマスター大ちゃん:やったわ。
ドラゴン先輩:最高w
このゲーム特有の盗作BGMを消して、アリアの洗脳曲を流していた。
とろいボスから逃げながらのBGM調整は、アリアにとって余裕である。
1時間の洗脳活動がはじまり、おまけのボスを倒す作業を行っていく。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます