異世界戦記エクスティンクション・オブ・レース

トマト

第1話  序開

初めて、このことを話そう。

そう口を開き、新城は想ってることを話す。

「この世界が広大な宇宙だとすれば、必ずしも地球以外の住める星があると思う。しかしながら未だ見つかっていない。我々には帰る場所があるはず」だと新城は言う。



整理をしよう。

我々と言っても,なに人いるかわからないが我々は異世界人である。異世界と言っても元々の地球から来た人たちを言う。そうしてもう一つの地球に降り立ったのだ。



だが元の世界に戻れないのが問題である。


この前にいる日本人、【西南方面隊参謀本部高級参謀長】活字に満ちた役職の新城大佐による見解である。

新城はまた言う。

この計画は何百年も進められてきた元々陸軍内で極秘であった。その名もEarth計画だ。



この国は異世界人によって建国され、侵略、併合、属州などによって領土を拡大した。西暦と言うのはなく建国が宣言されてから数えて560年になる。それがこの日本だ勘違いになるかもしれないがこの呼び方が浸透した。



異世界人とは不思議で奇々怪界といことなんだろう。

歳をとらない病気にかからない衰えないまさに不老と言えよう。誰もが羨まむことだけだがしかし実際とはまた違った一面もある。


歳をとらないのでスポーツやなどの仕事にはつけないしかも衰えない。衰えないので労働などに駆り出され雑に扱われる雑巾を一生使っていくような感じであろう。


子供も例外ではない歳をとらないので少年兵などに使用される異世界人のほぼ全てが兵役につくそして永遠に続く死ぬまで。


そして人権なども存在しないただの兵士として扱われ死ねば新しい異世界人の新兵が来ると言う流れだ。死の連鎖を断ち切るのが新城の目的である。


「この話は持ち帰る後日報告する」

ジョンは言う。


とのこと言って退室しようとしたが止めるかのようにジョンの背後から新城は声をかける。

ジョン・スミス大佐。


現特殊任務対処部隊 【特務隊】の隊長である

「この前の件ことだが、君たちが見つけたのはどうやらあちらの世界に戻れるヒントのようなものらしい」

この前とは.......


         場所秘匿

西方あたり

今回の任務は拠点の襲撃である。

いつものどうりの仕事であり、慣れたようなものである。

襲撃チームを編成し日没とともに出撃し速やかに敵を撃破、目標を回収しヘリで帰投する。回収班は佐々木で、

攻撃班はトム、ジャック,ネイサン、黒瀬で行く。

これで以上だ

作戦決行は2200とする。


そして、作戦は決行された。作戦は円滑、順調に進んでいる。4人ともになんらかの特殊部隊に配属されていたので心配したり失敗したりするような危惧はなかった。


ちっとも感じはしなかった。我々がやってる仕事は変化するが、人の命を奪うのは変わらない。この4人の中で黒瀬が一番と言える経験をしている。体は18歳だが建国以前から生きている。

そしていくつもの対戦を見て経験した人物である。

一番肝心なのは黒瀬は不老不死であることを伝えなければこれからの話をするのに伝えなければならない。


変わり者というのは黒瀬に対していい意味で相応しい黒瀬はラスト・サムライかのように日本刀と拳銃を合わせて戦う強者である。

黒瀬は日本刀を振り制圧にかかる。


「雑魚ばかりの血で刀が錆びるわ」

返り血を浴びた黒瀬は鬼のように見えた。


「鬼だ鬼。怖ぇー」

ネイサンはそう言った


「早く目的を達成させて帰るぞ」

トムが言う。


そして目的を達成するべくあるものを探した。それは元の世界に変える方法である。


「これか?」と取り出したのは古びた本だった。中を開いてみると全くの読めない。絵や文字などが羅列されている。

「落書きノートだろう」

黒瀬はため息をつきて本を閉じる。


「わざわざこんな本のために命かけるんなんてばかばかしいぜ」

トムは嘆く

「よし撤収する」

ネイサンは指示をして撤収した。

それがこの一件である。


「そして、回収してくれた本の文字などを分析をした結果。たしかに異世界への帰り方は書いてあるが全て暗号であり途中で切られている。これは一冊ではないもっと続く本であるそう私は判断した。」と熱く語る新城


「わかったこれからこの任務を遂行しよう」

ジョンはそう言い部屋から退室した。本のことはもとより,特務隊は転入者の準備で少し忙しかった。ジョンもそそくさと本部へ戻って行った。


    

    先輩と後輩

「今日新隊員入ってきますんで受け入れの準備よろしくお願いします」朝礼の一コマである。


全ての行動は結城とジョンそれとフェイクが作成している。黒瀬とトムの予定は新隊員を向かいに行くことだった 

「トムと黒瀬で新隊員迎えに行ってくれ」

ジョンが言う。


「イェッサー」

トムが言う。


「黒瀬」

呼ぶ結城


「はい?」

黒瀬は返事をした。


「新隊員の面倒よろしく頼む」

結城からの願いだった。


「新隊員は異世界からなんじゃな?」

更科が聞く。


更科は吸血鬼だが異世界からではない。

異世界からというのは皆興味はある。

なぜかというと、いつの時代から来たかというものである。昨日きたやつが先の未来で

今日きたやつが過去からきたということもある。


「残念だが最近の現代からきたと情報が入ってるからな残念だったな未来の話はおわずかだ」

と笑い結城は窓から空を見た。私がいた世界とはかけ離れていると思うが絶対に繋がってると信じてると結城はそう思う。

   {西南基地飛行機場}

「て何で俺も迎えに来なきゃいかんの?俺だって仕事あるんですが?軍曹?」

黒瀬は助手席で腕を組んで愚痴を言う。



「まぁまぁ黒ちゃんと同じ部隊になるんだから少しくらいは面倒を見てやってくよな」

トムが言う


「それに日本人女性ってことですし時代もクロちゃんに時代が同世代とのこと。」

トムが言う


「おいでも女だぜまたどうせ死ぬかついて来れなくてやめるかもしれないんだぞ」

黒瀬が言う


「クロちゃんそうやって女性を判断しないのフェイクや永井さんや更科だって仕事こなしてるじゃないか?」

トムが言う


「更科は別だ」

黒瀬が言う


「とりあえず彼女の目の前でそうゆう態度はダメだぞ」

トムが言う


「仕方ないな、まぁ日本人なら話しやすいな」と腹を決めたかのような黒瀬だっだ。


一方その頃新隊員は

私はどこの部隊に配属なんだろうか?

と心配するよそ目で周り、つまりみんな浮かれてるんだなと思う気持ちが広がりビーカーから溢れ出ているような感じだ。


何だよこの特務隊って。どこの兵科なんだと

騙されてるのかと気持ちが芽生える。そして私は成績が悪かったのかと私に腹が立つそして私を責めたい。たしかに私は異世界から来たが普通異世界から来たらチートやらなんかでみんなからチヤホヤされてのんびりと暮らすはずなのになのに何で。椅子に座って待ってるが頭を下げて気づけば涙目で同期にも誰にも見せなくはなかった。


そして彼らは突然と現れて、転機が訪れたとこのときは思ってなかった。

「星野隊員入るかね星野隊員〜」

と声をかけてくれた涙目を見せないで涙を拭いてハイと返事をした。


そこには黒い服に黒いコートに日本刀を携えた日本人とアメリカ海兵隊の米兵だった。特務隊がますますわからなくなってきた。


「荷物は?運んでいくぞ」

と米兵が私の荷物を持って車へ運んで行ってくれた。


「君が新隊員か?君が入る特務隊a班の黒瀬だ.よろしく!」


「よろしくおねがいします」

と握手を交わす.


「あっちにいるのがトムだ。ちなみにトムはアフガン経験者だよ」

と豪語する。


「はぁそうなんですか」


「さぁ特務隊へ行こう。そして、ようこそ特務隊へ」

と黒瀬は両手を横に広げた。黒いコートを着ているせいかまるで死神が手招きしているのような感じであるが.....


   [西南基地特務隊本部へ]

「特務隊を四字熟語で表すなら少数精鋭の千差万別ってとこかなぁ」


「特務隊ってのも略称で本来は特殊任務対策隊略して特務隊って言うんですよ」

トムと黒瀬は星野に説明をする。


「主な任務は..何をするのでしょうか?」


「様々って感じだ。」


「星野さんは怪異とか神話とか信じる方なのかい?」


「はい。信じてはいますが」


「そうゆう感じなんだわうちの隊は」

黒瀬は外を見る


「後は最近きた任務だが、異世界、元の世界との行き来する方法を探している、きみの力を貸してもらいたい」

そう黒瀬は目を合わせてはいないがお願いしてるような感じだった。


しかし、私に何ができると思う。目標もなかっ

た。


「着いたぞここが特務隊の建物だ」


そうトムが案内をしてくれた黒瀬は荷物を持ってくれた

「はじめまして私が特務隊隊長のジョン大佐だよろしく。」

大佐は流暢な日本語で挨拶を交わした。

「はじめまして星野です」

挨拶にとっては寛大なハグで迎えてくれた。


「今日は荷物の整理とかで終わるししかも今日は金曜だ土日は休んで月曜から働いてもらうよ。」


「黒瀬案内してやってくれ、後これから二人はバディだ黒瀬色々と教えてやってくれ」


「りょー」


「じゃあ星野部屋案内するから荷物持って」


「わかりました」

星野は荷物を持って黒瀬についていく

「特務隊は軍人だけが部屋を使ってる。きみも部屋を使う。まぁ1人部屋だから安心していいぞ」


「民間人もいるんですか?」

と星野は聞く。


「もちろん。俺も民間人扱いだから」


「扱いですか?」


「そう。前までは軍属だったけどやめたから」


「君も自分がなぜここに来た役割を見つけ出して部隊の戦力としてなってくれよ」

と黒瀬は星野の肩に手を置いて2回ほど叩いた

うぅ重いと星野は思った。


「ここが君の部屋だ好きに使っていいよ」

黒瀬部屋のドアを開ける。


ベットに棚そして机綺麗にされていた。

「でこっちに風呂トイレそこにキッチンあるから」


「ワンルームなんですね」


「そうだよ。単独で仕事することもあるからいちいち基地の食堂とか浴場とか使ってる時間はないからね」


「今日明日明後日休んで月曜日から仕事あるから」


「どうゆう仕事ですか?」

「俺の助手だ。車は運転できるか?」

「はい」

返事をしてうなずく

「じゃあ決定だな助手。月曜日またくるわ」

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