カースト最底辺の俺の人生逆転劇が、始まる。(願望)

ぴっちょすけ

プロローグ

俺は都内在住コミュ障陰キャオタの高校三年生だ。

学校は、ソコソコ偏差値の高い中高一貫校に通っていた。

エスカレーター式に推薦を取れる予定だったが、志望学部を高望みし過ぎたのか、2次試験であえなく不合格。

俺は学内でもトップを争うレベルの遅刻回数、成績の悪さ。高三夏休みになっても全く勉強をしなかった。ヒキニート。推薦取れ無いと結果が出たのは12月上旬。今から勉強をしよう!、まだ間に合う!とは思わなかった。まぁ何とかなるだろう、このままニートでもいいんじゃないか、それか自衛隊かウーバーイーツでもやろうかと思っていた。


しかし、念の為に出願していたセンター試験当日。この日に人生が変わった(と思いたい)。俺はアホなので当然全く解けなかった。問題すらも理解できないレベル。周りに居るのは意識の高い同級生達。休み時間になると、同じ学校なのか、他の奴らが試験問題の答え合わせ、将来の不安について語り合っていた。俺は1歩も歩かずにラノベ熟読。


そして試験も午後になると眠くなって来る。どうせ分からないので適当にマークシートを塗りたくって俺は昼寝をしようとして机にうつ伏せた。この時!俺は悟った。どうして俺はこんな屑になってしまったのか。周りとの差はこの一日で痛い程痛感していた。このままで良いのか、いや駄目だ。やり直したい。アポトキシン飲みたい、トラックに跳ねられて異世界行きたい。だがこれはノンフィクション。そんな事は無理だと流石に理解していた。

ではどうしよう。これから何をすればいいか。俺は何のために生きるんだ?チェリーボーイのまま死にたくない。


まぁ試験中寝ながらなんやかんや考えて、浪人すると決めた。

意識が変わってなんやかんや2週間。日記というかなんと言うか、その日に起きた出来事をここに綴ろうと思う。繰り返すが俺はコミュ障陰キャだ。カクカクシカジカ、俺の高校は超進学校なので登校するのはあと2日しかない。卒業式と卒業式予行のみ。なのでココ最近は一日中家に引きこもって居るだけで、お袋親父としか会話をしていない。まぁ学校があっても俺はボッチなので話す相手はいないが。自分の近況を誰とも話さないので、だからせめて文章にしようと思った訳だ。小説投稿サイトを利用するのは初めてなので、何卒お手柔らかに頼む。

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