応援したくなる主人公たち、幸あれ

女の子の肉体に事故死した男の子の魂が同居していて、一緒に小説を作ろうとする……みたいなお話。そう書くとシンプルに聞こえますが、難しいです。作品を書くのが。メチャクチャ難しいはず。小さな壁にぶつかって、それを乗り越えてって、王道っぽい展開ですが、おもしろく分かりやすくテンポ良く表現するのは大変なんです……。とはいえ、テーマは魅力的です。あと、走り出そうとするキャラクターに好感が持てます。作者さんと小春&裕也の前途に幸ありますように。