脱出の代償というタイトルが、この作品の象徴のようで、一眼見てゾッとしました。
主人公は、あのまま目を覚さずに遊園地の中を彷徨い続けていた方が幸せだったのか、、、
事故で、どの程度深刻な後遺症があるのかが記されてなかったこともあって、色々と想像を掻き立てられました。
短くも濃厚な時間をありがとうございます。

Twitter企画からきました
一月初旬のことでしたので、大変お待たせしました
これからも執筆頑張ってください！

読ませて頂きました！
最初、三人は本当に遊園地に閉じ込められてしまったのだと思っていました。
しかし大地の言動や挙動が途中から変に見えてきました。
でもまさかこれが昏睡状態だった時に見ていた夢だとは、思いもしませんでした。
最後に大地がもう既にいないというシーンの喪失感が半端なかったです……。

　だから大地くんは、先にお化け屋敷のほうへ行こうと言い出したんですね……。
　出られない遊園地というのは、主人公の海くんの、臨死体験だったのでしょうか。目を覚ますことができて、本当によかった……。
　お話の展開や構成が本当に見事で、鳥肌が立ちました。素敵、と言っていいのかは分かりませんが……息を呑む作品でした。

面白い！　と言って良い結末なのかは判りませんが、巧みな話の構造でおお！　と思いました。だから大地はあんなふうに振る舞っていたのか！　と納得の結末。
夢のまま、幻のままであって欲しかったような、現実の翼のことを想うと目が覚めて良かったような。
心揺さぶられる素敵なお話でした。有難うございます！

前半の遊園地に閉じ込められるという現実に、若者3人の脱出・冒険が始まると思いきや、後半の血の海、そして目覚めると1人が亡くなっている現実。
前半が夢だと知り、とても驚きました！
純粋に面白いと思います。
星、３つです！

覚めないまま、幸せな時間を夢見ていたかったような……
切ないですね。

なるほど「幻」とはそういうことでしたか。
不気味で幻想的な話で面白かったです！

淡々と語られますが、すごく驚かされました。
ミステリーというかリアルな事象ですが、夢を交えた展開の構成が巧みですね！
前半、三人のキャラが丁寧に語られたので、喪失感もひとしおです…。