09・投稿の仕方なるもの

 さて、今回は投稿の仕方について聞いたり考えたりしたことを。


 投稿の仕方。

 小説サイトに作品を投稿するのにまで、いちいち戦略があるのかよ!

 と思った方。私も「投稿の仕方」戦略は本当に効果があるのか、半分疑っています。


 今回の話は二点で成り立っています。

 一つ、書き溜めがあるのを前提として、「どの機会に」「どうやって」アップロードをしたらよいのか。

 もう一つは、一話の文字数について、どの程度を目安とするのか。

 このようになりますが、私自身も正直言って、効果等が分かりません。


 とりあえず一点目について。

 ネットの片隅で、ある意味衝撃的な意見を目にしました。


・その作品の投稿初日に十話ぐらいアップロードする

・ただし、一話ごとに一時間程度の間隔を空ける


 この戦略が何を狙っているのか、なんとなくなら私も分かります。

 どうも読者さんの大半は、第一話をひとたび読む態勢になったら、その機会の内になるべく先まで読みたいと考えている……ような気がします。そして、その「ひとたび読む態勢になる」ことは、その作品の初投稿から日数を経るうちに徐々に少なくなる……ような気がします。

 これを逆に見るなら「投稿初日ブースト」とでもいいましょうか。このブーストがあるうちに話をガンガン供給すれば、結果的にPV、そしてそれによる星や応援ハートの増加が見込める……。

 理屈はたぶんそういうことだと思うのですが、本当にこの通りになるかどうか、いずれ実験してみる必要がありますね。統計や有効なデータがあれば別ですが、そんなのある?


 もう一点。一話の文字数。

 これに至っては、人によって言うことが全然違います。

 ある人は五千と言い、ある人はわずか千文字がいいと唱える。また、別の人は二千五百程度では、と思案顔。

 各人に最適な文字数があるのは間違いないのでしょう。しかし全体を見て、最も無難な文字数がいくつなのか、となると、私は確たる考えを持ち合わせていません。しいて言えば二千五百前後を最近は心がけていますが、このエッセイは必ずしもそうではないですし、小説も人によって本当に意見が相違しています。

 これも統計や有効なデータ待ちですね。考えたり意見を聞くだけでは答えは永遠に出ません。


 結局、二点とも「よく分からん」としか言いようがないです。

 ただ、一点目のようなアップロード戦略は、とりあえず試すだけ試すのも悪くはないかなと。


 まず本文を書けという話ですけどもね!

 オチがついたところでまた不定期に会いましょう。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る