第7話 爆薬大剣使いとルウ

《ルウ今日寒いね》

「ちゃんと暖かくして、気を付けてる?こんな寒いとすぐ風邪引くよ」

《うん、一応気を付ける》

「ほんとー?また何か薄いタオルケット1枚で寝てるんじゃない?」

《今度、厚いやつ買おうと思う》

「もうほんと風邪引かないでね」

《うん》

「ほんと、気を付けてね、ルッツォほんとそういう所あるから」

《あはは》

「ほんとわかってる?もう」

《大盾は綺麗に直った?》

「うん、すっごい綺麗に仕上げて貰って、もうぜんぜん使える」

《そういや修理代って高いの?》

「高いよー!ルッツォの爆薬50個位なるかも。ほんと」

《え?!めっちゃ高い?!》

『そうよー!知らなかったでしょ。私も努力してるんだから。

 甘くみてるでしょー。」

《うわ、甘く見てたかも》

「いやー、わかったら感謝してよー。」

《ルウ様。女神様。》

「女神は言い過ぎかな、恥ずかしい」

《あはは、持ち上げすぎか》

《今度は何と闘おうねー。》

「うーん、幼竜の次は属性竜だから、それと放電系のルートで

 雷の属性だから、伝説クラスが20人位要るんだよ」

《20人?》

「そうよー、20人よ。無理でしょ?」

《無理》

《そうかー、考えないとね》

「うん、ちゃんと考えないとね」

《そういえば、腕の調子はどう?痺れとかとれた?》

「まだちょっと重さが抜けないけど順調に回復してるかな」

《うん、よかった》

《盾がすごいへしゃげてたから》

「盾がヘコむよりも、変に盾がそれたり弾かれたりしたら

 それこそ危ないの」

《へえーそうなんだ》

《知らなかった》

「まあ、私はそんな大盾上手な方じゃないから」

《そう?》

「うん、上手い人いっぱいいるし」

《そうかー、、、でも見ててカッコいいよ》

「お世辞はいいよ、あはは」

《ははは(お世辞じゃないんだけど自分のことになるとほんと謙虚だな、気は強いのに)》

《帰ろっか》

「じゃあね」

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