第9話 喧嘩は止そうよ

「彼女はタダのセフレだよ……😅💦

 ハッハハ」

 兄貴は、必死に笑って誤魔化そうとした。



「え、なによ。アキラ!! さっき奥さんと別れて私と一緒になるッて言ってたじゃン」

 しかし派手な美少女も負けずにヒカリを睨み返した。



「チィッ😠✨ なんだとォ〜!!」

 ヒカリも舌打ちをした。


 一触即発だ。



「いやいや、喧嘩はそうよ」

 兄貴もいさかいを止めるのに躍起になった。



 周りの観覧客らも見てみぬふりをしている。



「ちょッ、ちょっと待った!! 兄貴!!

 海外へ出張したンじゃないの」

 たまらず僕も仲裁に入ろうとした。



「いや、だって俺の我がままな股間のポ○ットドラゴンが、美少女たちを放っておかないからさァ😅💦」

 ワケの解らない詭弁きべんケムリに巻こうとした。



「そんな言い訳が通るかァ✨😠✨」

 だがヒカリの怒りの炎に、よけい油を注いだ感じだ。






 ☆゚.*・。゚☆゚

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