第8話 無人機

 マシノはハヤテと協力し、無人機で貯水池を作り、穀物畑を拡大していった。


 5年の年月が経つ頃、タレスの大地に水路が張り巡らされ、穀物畑が広がっていた。

 穀物畑には、人の姿はない。


 マシノが開発した無人耕作機が大地を耕作し、刈り取りを行う。

 無人散水機が、穀物に潤いを与える。


 では、人は、何をするのか?



 答えは無人機の操縦である。


 穀物畑を管理する無人機をモニターを見て、複数台を同時に遠隔操縦する。


 無人機は自動運転されており、状況に応じて手動運転に切り替え、操縦する。


 無人機の操縦士は、パイロットと呼ばれた。









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