あがにゃん140字百合小説

阿賀沢 隼尾

1.貴方の面影を探して

 今までずっと貴方と共に生き、貴方と共に同じ道を歩んできた。私にとっては貴方が人生の道標だったのに。これから私はどう生きていけばいいの。貴方の面影と命を残したブレスレットを見る度に胸が焦がされて痛い。貴方の命を感じてしまう。貴方はもうここにはいないのに。

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