女の涙で歴史は作られる…戦乱の世をしなやかに生きた姫の前の物語

令和4年NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で主人公の北条義時が注目される中、この作品は義時の妻姫の前(ヒメコ)の目を通し鎌倉幕府成立、存続を巡る混乱を描いている。戦う男達の陰には常に愛する者を想う女の支えがあり、愛する者を失う女の涙がある。
単なる歴史小説に留まらない、ラブストーリーとしても一読の価値有り!