第6話 蟻のひとり言

蟻は、生きていくために働いている。

飯を食っていくために。

この冬を越えるために、働いてきた。

冬の間は眠っているのだろうか?

内職をしてはいないだろうか。

働くことに生き甲斐をかんじれるものか。

1日1日働き、生きるので精一杯。

働いて持ってきた物から、つまみ食いすることがちょっとした生き甲斐です。

なんだか、少し、休みてー。

と、蟻はつぶやいています。

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