じぶんが、好き

あなたは、じぶんのことが好きだろうか。


いまのじぶんを、ありのまま、受け入れて、じぶんが、好きだと言えるだろうか。





じぶんが、好き。


こう、断言できる方は、どれだけ、いるのだろうか。





ふと、思った。


ぼくは、いまのぼくが、好きだろうか。





以前の、ぼくは、じぶんのことが嫌いだった。


仕事に追われ、やりたいこともできない。


けれど、闇雲に、前に進もうとしていた。


だから、じぶんのやりたいことを、素直に楽しんでいるひとが、うらやましかった。





ぼくは、ぼくが、嫌いだった。


比べては、落ち込んだ。





体を壊して、眠り続け。


ぼくは、すこしずつ、じぶんと向き合っていった。


じかんが、かかった。


ありのままのじぶんを認めてしまうと、もう立ち直れないと、思い込んでいた。





そんなことは、ないのに。





けれど、じかんをかけて、じぶんと向き合って、生きよう、と思った。


生きるなら、楽しく生きよう、と思った。





それからだ。


ぼくは、じぶんのことが、好きになっていった。


もちろん、変化させたいことは、ある。


この性格をなおしたい、と思うところもある。





けれど、そんなじぶんも、すこしずつ認めて、受け入れて。


ぼくは、すこしずつ、じぶんのことが、好きになった。





いま、ぼくは、やりたいことをやっている。


文章書き、物語をつくり、声で発信している。


そのどれもが、楽しくて、面白い。





以前ほど、ひとと、比べなくなった。


比べるのではなく、いいな、と思う部分の本質を、じぶんなりに、見て、じぶんに取り込んでいく。


じぶんで、味わって、じぶんの栄養にしていく。





書くことも。


声で表現することも。





日々、学びだと思って、やっている。


日々、成長していることが、ぼくには、嬉しい。





じぶんが、好きになっていくと、ほかのひとの、いいな、と思う部分が、どんどん、見えてくる。


そして、その、いいな、と思う部分を、素直に、すごいな、と思えるようになってくる。


うらやましく思うのではなく。


嫉妬するわけでもなく。





ただ、純粋に、すごいな、と思う。


その、すごいな、と思う部分を、じぶんに吸収させていく。





ぼくは、いまのぼくが、好きだ。


そして、これからの、ぼくが、好きだ。





これから、いろいろなことに、挑戦していこうと思う。


もちろん、無理はしない。


ぼくは、ぼくのペースで、歩いていく。





あなたも、いまのじぶんを、ありのままのじぶんを、じかんをかけて、受け入れてみては、どうだろうか。


じぶんと向き合って、じぶんのいいな、と思う部分、変化させたいな、と思う部分、その両方を見て、じかんをかけて、受け入れてみては、どうだろうか。


じかんがかかっても構わない。





あなたには、たくさんの、キラキラした部分がある。


その、キラキラした部分を、どんどん、輝かせて欲しい。


そして、じぶんを、好きになって欲しい。





ここまで、あなたの貴重なじかんをつかって読んでくれて、ありがとうございます。


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