第21話 日に焼ける




あ・・・あ・・・





少年を追いかけたものの見失う。


息を整えて

地べたに座り込む。



もうすぐ夜が明ける・・・




夜が明けると・・・何かやらなければならない事があった気がする。

なんだ?


霞がかかったように思い出せない。




・・・





ビルの間から光が差し込む。

陽の光だ。


朝か・・・






ジッ!!!





陽の光が自分に当たった瞬間

ものすごい熱と痛みが全身を駆け巡る。


ぎゃあああああ!!!


痛い痛い痛い痛いぃいいいいい


あたった箇所が黒く焦げて・・・黒い煤けた煙が立ち上りいつまでも消えない。




なんだ?自分の体・・・どうなんたんだ?




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る