海を渡る軍艦、美しき女神船首像。気丈な女性士官が軍と海賊達の謎を追う!

作者の代表作『ロワールハイネス号の船鐘』と同じ世界の、ほんの少し前の物語。

海軍女性士官を勤める主人公・ルティーナが語る物語です。
彼女はある軍艦の副長。上司である艦長に淡い恋心。
でも艦長は、海軍の宿敵「フラムベルク」と呼ばれる海賊のことで頭がいっぱい。さらに海の女神をかたどった船首像にご執心の、謎の多い上司なのです。

海賊との戦いと、海軍での仕事ぶり、複雑な人間模様が、海と船に造詣の深い作者によって生き生きと描き出されます。
もちろん、ルティーナの恋模様も気になるところ!

あなたもぜひ、ともにロマンあふれるエルシーアの海へ!