マフィアのボスっぽい人に目をつけられ大ピンチ? それとも運命の出会い?

友人の子守りをしていた、大学生のカサンドラ。その途中、子供の一人が蹴ったボールが隣の家へと飛び込み、ガシャーンという音が響きます。
謝りに行くと、出てきたのはマフィアのボスっぽい男、マテオ。

幸い、マフィアっぽいのは見た目だけで真っ当に働いてはいましたが、壊したものの弁償はしっかりしなければなりません。困ったカサンドラですが、マテオはこう提案します。
仕事と休暇をかねて旅行するので、それについて来てくれたら謝礼を払おう。
謝礼は高額で、そこだけ見れば、願ってもない好条件。しかし、もちろんただついていくだけではありません。話し合いや、夜の相手になる。それが、この契約の条件でした。

いやいや、いくらなんでもそう簡単に体を捧げるなんて無理! と言いたいところでしたが、色々あって結局この契約を飲むことに。

カサンドラ、大丈夫? 騙されて都合のいいように利用されない?
ここまで読んだ限りだと、そんな心配をする方もいるかもしれません。ですが安心してください。
詳しいことは本編を読んでからの楽しみにとっておいてはしいので伏せておきますが、マテオは決してカサンドラの嫌がるようなことはいたしません。それどころか、彼がどんな人かわかってからそれまでを振り返ってみると、微笑ましい場面がたくさん。

時折、独占欲や束縛っぽいところも書かれますが、ひとつ間違うと大きなマイナスポイントになりかねないそれらも、描き方ひとつでニヤニヤするポイントへと早変わり。

マテオの真意とカサンドラの運命、ぜひ見届けて見てください。