同人活動売上と活動

どこぞの小説投稿サイトで非常に不快な事があったので(まあ、「小説」自体は投稿してませんが)、

今、漫画のほうの同人活動をやりつつ小説も書いています。

今月、そっちのほうで売り上げが2万2千円ほどありました・・・。(利益。単純な売上高はその倍。)

得意なほうの分野で守りを固めてから小説にも取り組もうと思います。

小説のほうはまだそちらのようにはうまく行っていませんが、小説制作も楽しいので、地道に手堅く活動していきたいです。


こういう時に、手が速い人が最後は勝つ。

最近漫画のほうで1作仕上げましたが、こういう時に、手が遅くてトロトロしてるといつまでも他の活動ができないわけです。

こういう時には、手が速いのは良い事だと思います。

雑でいいという意味ではない。

速く、良い物(最低でも自分で納得できるもの、できれば売れるもの)を作れる人が強い。


「無料」を謳っておきながら最後はカネの話になるというのは非常に不快ですね。

だったら、最初からカネのやりとりがある同人活動のほうが1億倍マシというものです。


確かに、金のやりとりのある同人活動でも、まあ不快なサークルさんというのはいらっしゃいます。

私が個人的に嫌いなのは、商業で活動している・あるいは活動経験があってそれを「売り」にしながら同人のほうに参入しようとしてくる人たちです。

そういう人というのは、商業でやってる・やった事があると言いながら、ペンネームや作品を隠すのが常です。

まあ、「あまり売れてない商業作家」だからそうしてるのでしょうけど……

(ちなみに私は小説の販売に関して漫画のほうでの実績とかそういう事は一切ひけらかしてはいません。直接的に関連の無い活動なんで)


商業作家が同人活動をするなと言うつもりは毛頭ありません。

でも同人というのは、好きだからやるものであり、

あるいは商業では扱えないようなジャンル(二次創作含む)をやりたい人が集まるもの。

商業で売れないから、食っていけないから同人に参入するなどというのは、まさに「プロとして生計を立てれない」からそうしているのであって、「商業」とか「プロ」とかいう言葉を売りにしてはいけませんね。

プロだったら、商業だけで稼げよって話。


まあ、同人サークルも売れているところはちょっとした個人商店や個人事業みたいにもなってるでしょうから、そうなるとプロとアマの違いって何なんだ?っていうふうにも思いますけれどね。

商業で食っていけない「作家」が、十分稼いでる同人サークルを「アマチュア」扱いしてるのって、非常に見苦しいのは間違いない。


まあ、別に商業で食えないから同人に参入する事自体を否定はしないが、同人でやるからには多少は謙遜して威張らないでやってもらいたいですよね。

商業の人だからこそ本来は分かるはずだけだと思うけれども、

同人では売れるか売れないかですよ。(「儲かるか」ではないけれど。)

肩書きなんて、関係ないですよ。

普段の職業なんて、同人活動の時にいちいち名乗らないですよ?

なぜなら、買う側も売る側も、サークルの本職に興味なんかないからです。

興味があるのは作品の内容。それが全てだと思います。理論だけで言ってるのではなく、経験上もそうです。

同人誌に、作者の経歴がいちいち書いてありますか?

そんなものは書かないのが標準だと思います。

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